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「歌手」より「握手」?HKT48指原の持論で広がる波紋

 福岡県太宰府市に住む会社員の男が、アイドルグループ「AKB48」絡みの事件を起こした。

 男は、AKB48のCD585枚を、同市の山中に不法投棄。「廃棄物処理法違反」の疑いで書類送検され、「総選挙に必要な投票券を抜いたCDの処分に困って、山に捨てた」と話し、容疑を認めた。

 29日放送の「ワイドナショー」(フジテレビ系)に出演した、HKT48の指原莉乃は、自身にまつわる話題として、早速この事件に言及。「残念。ショックです」と率直な心情を吐露し、「私たちは曲を届けたいという想いがある」「やり方を考えていかないといけない」などと持論を展開した。

 正直な感想ともっともな持論は、一見好印象のようにも思えるが、こうした指原の対応について、ネット上では批判や嘲笑が渦巻いている。

 「笑わせるな」「曲を届けたいなら握手券付けるなよ」「まずは握手券システムをやめること」「一人に一枚買ってもらえばそれで充分」「白々しい事言うな」など、辛辣ではあるが、至極真っ当な声が多数寄せられていた。

 「やり方を考えていかないといけない」。指原の意見は確かにその通りであるし、「曲を届けたい」という想いは、歌を生業にするアイドルとして素晴らしいものといえるだろう。

 しかし、こうした発言や持論に説得力を持たせるためには、まず、俗にいう「AKB商法」、別名「握手券商法」をどうにかしなければいけない。現に「じゃあ握手会なしな」「1回握手券無しで売ってみろ」など、そこまで言うなら握手なしの状態で勝負すべきだ、と指摘する声も多く挙がっている。

 当たり前の話ではあるが、本来「CD」というものは、音楽を聴くためのアイテムであり、決して「ゴミ」ではない。ファン心理を突いた商法により、「音楽」が「ゴミ」へと変化してしまうことは、音楽を愛する全ての者にとって、実に悲しく、腹立たしいことだろう。

 このままの状態が続くと、もはや「アイドル歌手」ならぬ「アイドル握手」となってしまいそうだ。

 いよいよ、現状を見直すべき時期が来ているのかもしれない――。

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