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山口敏太郎・中津川昴 特別対談 後編 「輪廻転生は宇宙を越える?」

 中津川氏はエイリアンと遭遇したことがある。

 1988年オーストラリア滞在中、ある夜金縛りがおき、大きな赤い目の、3人のエイリアンとが現れた。その時は悪夢かと思ったが、数日後、たまたま撮った写真にUFOらしき物体が写った。気になった中津川氏は、逆行催眠をうけてみることにした。すると、この体験は実際の出来事であり、しかも中津川氏はこれまで数回、エイリアンと遭遇しているということがわかったという。

 中津川「その時見えた映像というのは、気を失う前に見ていた映像だったんです。宇宙船の中らしく、最初に何かを頭の中に入れられて、未来の地球のビジョンを見せられた。『別に君を恐がらせる必要があってやってるわけじゃないよ』と言われて、最後に悪夢という形で終わらせる。最後に悪夢という形で終わらせると、人間はたぶん忘れようとするはずなんですね。実は、この逆行催眠でわかったんですが、私は10歳ぐらいのころから、7年おきに何度もエイリアンに誘拐されてるという過去の記憶が出てきたんです」

 山口「では10,17、24,31歳と…。その時は31歳ですか。では4回目の拉致だったんですね」

 中津川「そうですね。また拉致されてるとしたら38歳の時もあったんでしょうね。今42ですが、次は45か46あたり」

 山口「逆行催眠で呼び出された記憶は10歳の時のしかないんですか?」

 中津川「その時の記憶が一番はっきりしてますね。岩手の祖父のところに遊びに行ってて、夜中におしっこに起きたんです。帰ってくると玄関が開いていて、その先、月明かりの下にグレイではなくて、人間の顔をした者がいました。ただ人間より背が低くて、変な服を着ていて、おいでおいでという。僕、妖怪とかそういうののが大好きだったので(笑)ついていったんですよ。そしたらどんどん森の中へつれていかれて。その中に高さ7メートル幅4メートルぐらいの、非常に大きなつるつるの卵みたいなものがあって。はしごみたいなので中に入っていけるんですよ。おいでおいでというので中に入ったら、これが地球だよ窓のところで見てごらんと。見たら、宇宙の中に浮かんでる地球があるんです。あれと思って後ろを見たらドアがないんですよ。その時点で今は月に向かってるからといわれるんです。その時点で拉致られたってわかったんですけど」

 山口「そのエイリアンは一人だけですか?」

 中津川「月に行ったらいっぱいいましたね。月の裏側ではなく、裏側と太陽光の当たる境目のところ。そこにエイリアンの基地のようなものがあって、教育を受けるわけです。水晶の塔とよばれる、非常に高い高層建築が三つも四つもあって、その中に入っていったら、ガラス張りの箱のようなものに、世界中からつれてきた子供たちがたくさんいるわけです。その中で何かの教育をしてるんです。ある子どもは念動力みたいなものを開発していたし、ある子どもは物体と物体を立体的に融合させちゃうという能力をやってました。」

 中津川氏を月に連れてきたのは、はるか昔から地球にかかわってきたエイリアンだった。自分達のためだけに人類をさらうグレイタイプのエイリアンではなく、銀河連盟のような組織からやってきて、地球人をサポートするのが目的だったようだ。
 基本的に、彼らの中ではあらゆる種族の進化に干渉してはならないという大きな協約があり、それに逸脱しない限りは多少の小さな影響力を与えることはかまわないらしい。
 結局、逆行催眠でよみがえったエイリアンとの遭遇の記憶はオーストライアでの31歳の時と、この10歳の時だけだった。17歳、24歳の記憶は、恐怖感の方が強くてあまりはっきりと出てこなかったそうだ。

 さて、中津川さんは、「アカシックレコード」のリーディングや養成講座を行うアカシックリーダーの肩書きも持つ。「アカシックレコード」とは、この宇宙や、人類の過去、未来まで、全ての情報がデータバンクのように記されているという概念のこと。中津川さんはこのトレーニングを積み、自分だけではなく他人の過去世も見ることができるようになった。

 中津川「アカシックレコードの養成講座をやっていたゲリー・ボーネンさんという方がいらっしゃって、彼の講座に何回か通ったんです。彼はインドにかなり長い間いて、そこでアカシックレコードを学んで、アメリカでセミナーをしていたんですが、日本でも受けられるようになったんです。それがきっかけでアカシックレコードにアクセスできるようになったんです。誘導瞑想したとたんに自分の過去性の中に入っていくんですよ。そうすると明らかに感じたことのない感情とか記憶とかがダーッと表面に出てきて。そうしたら、過去性で自分は宇宙人だったと出てきたんですよ。シリウス第9惑星にいたっていう記憶が。星の名前や何をしてたとか、何のために地球に来たかとかがずっと出てくるんです。地球に探検に来て、残ろうと決めたんです。おそらく宇宙船が故障したのか、初期の地球に文明を与えた時にあまりに住み心地が良かったのか。地球で亡くなると地球の輪廻転生の輪の中に入るので地球で生まれ変われるんです」

 山口「では地球で生涯を終えたんですね。しかし、輪廻転生というのは宇宙を、他の星から他の星への転生はできないんですか?」

 中津川「物質的な体を持って、地球の大気圏と電離層を出てしまったら、自分の希望で行けます。ただし何年もかかると思いますけど」

 山口「じゃあ、たとえばシリウスに生まれ変わりたいと思ったら、自分がそこに行かなきゃいけないんですか」

 中津川「行く場合と、希望する場合というのがあります。希望したからって行けるとは限らないんですよ。なにか審査があるみたいですね」

 こうしてアカシックリーダーとなった中津川氏。
 アカシックレコードにはいつでもどこでもアクセスできるという。
 ご本人曰く「常時接続可能の光ファイバー状態」だとか。
 未来も見ることができるが、自分の未来についてはあまり見ないようにしているという。

 他にも興味が尽きない話題が続き、1時間半の講座はあっという間に終了した。
 詳しい内容はいずれどこかで紹介できるときがあることだろう。
 とりあえあず、今回はここまでとしたい。

(山口敏太郎事務所)

参照 山口敏太郎公式ブログ「妖怪王」
http://blog.goo.ne.jp/youkaiou

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