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M-1、来年は大幅なルール変更?芸歴制限&吉本率の調整か

 12月3日、日本一の漫才師を決める大会『M-1グランプリ2017』にて芸歴15年のコンビ「とろサーモン」が優勝に輝いた。

 とろサーモンはM-1の出場ルールのひとつ「結成15年以内」の規定上、今回がM-1へ参加できるラストイヤーであり、優勝直後、ふたりが涙ながらに感謝の弁を述べた姿が印象的であった。

 そんな祝福ムードのなか、M-1の運営内部では来年のM-1について緊急の打ち合わせがあったという。なんと、とある情報筋によると、来年、2018年のM-1グランプリは出場資格が大幅に変更となる可能性が高いという。

 まず、議題に上がったのがM-1の出場資格である「結成15年以内」のルールが見直されるおそれがあるというのだ。

「当初のM-1の出場資格は、企画者である島田紳助の『30代になっても結果が出ない場合は、止めないと不幸である』との考えで、結成10年以内の若い漫才師に限られていました。しかし、M-1は2010年で一度終わったために、2015年の復活時には、出場資格が5年引き伸ばされ、結成15年以内に改められたという経緯があります。そのため、復活以降は出場漫才師の平均年齢はグッと上がり、30代後半の中堅漫才師も多く出場できるようになっています。こうなってくると、やはり、キャリアの深い漫才師のほうが有利で、『もはや若手の大会ではない』との声が内部・外部からも強かったといいます」

 現に、今回のとろサーモンのふたりは、共に38歳と、若手というにはやや厳しい年齢。芸人としての伸びしろには、そろそろ限界が見える頃だ。M-1優勝がキャリアのピークにならないよう頑張って欲しいものだが…。

 また、毎年問題となるのが出場芸人の「吉本興業率」だ。特に、今年は「カミナリ」以外、すべてが吉本芸人ということで、この問題には、ナインティナインの岡村隆史もラジオで「カミナリ以外はやっぱりみんな吉本興業なんやな」と漏らしたほどである。

「確かに、関東には吉本芸人に匹敵する漫才師が育っていないという事情もありますが、来年こそは、この『吉本問題』を具体的に解決するために運営側もいろいろと策を練るとのことです。そのプランニングは来春までに固められるようなので期待したいところですね」

 中断時期こそあるが、2001年の開始以降、20年近い伝統を持つ大会となった『M-1グランプリ』。果たして、次回までに大幅な「ルール変更」となるのか…。

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