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9・11世界同時爆破テロ陰謀説に新展開

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画像はイメージです。

 2001年9月11日。世界を震撼させた同時多発テロから今日で6年の月日が流れた事になる。事件の傷跡はアメリカ人の心に深く刻まれ、月日がそれを癒やしてるとはいい難い状況となっている。またテロが残していった最大の残骸「イラク戦争」は現在出口を失い、泥沼への道を突き進む。世界を変えた事件「9・11世界同時多発テロ」。しかし実はこの事件が陰謀によって操作されていたという説が以前から根強くささやかれているのはご存知であろうか。これほどの事件を演出できる存在とは?NMRでは現在盛んに噂される同時多発テロ陰謀説を徹底的に調査、そこで恐るべき事実が明るみになってきた…。
 9・11世界同時多発テロの陰謀…。センセーショナルな見出しに驚きを隠せない人のほうが多いだろうが、実は同時多発テロが被害を受けたはずであるアメリカサイドの陰謀だという説は事件当初から非常に強く囁かれている。しかも、それはオカルト集団や狂言家の口からだけではなく、アメリカ政府の高級官僚や有名な学術研究機関、さらに大マスコミの記者など根拠のないことを大きな声で言うことが失業につながる人々の間からも聞こえてくるから結構、信憑性が高い。事の真偽はいかに!?私たちNMRはアメリカと非常に緊密な関係のある企業の系列シンクタンクに勤務する研究員に話を聞くことができた。
 「確かにあの事件につきまとう陰謀説は笑い話のレベルをとっくに超えています。関係機関の間では陰謀説は定説となっていますし、もう少し上のレベルの政府筋では『誰がやったか』という段階にまで話が進んでいます。私自身は自国の利益のためにアレほどまでに大きな事件を演出するだろうかと陰謀説には懐疑的なのですが…」
 慎重に言葉を選びながら話す研究員。彼の話から現在アメリカでどれほどまでのリアリティを持って陰謀説が語られているかかを容易に察することができる。

 「どうにも腑に落ちない疑問点がいまだ解決されていない事が陰謀説に拍車を掛けているようです。それらを整理してみると以下の4点に集約されます」

 (1)高度な操縦技術
 「ジャンボジェットをWTCのど真ん中、しかも2棟とも。犯人たちは非常に高度な操縦技術を持っていた事が十分に推測できます。しかし、残りの2つの飛行機の墜落の仕方は決して高度な運転技術を想像させるものではありませんでした。同じ組織の人間が同じ時期だけ訓練を受けていてこれだけ技術の差が出るのはおかしいという考え方です」

 (2)不自然なWTC
 「次にテロにより崩れ行くWTC(世界貿易センター)にいくつかの不思議な現象が起きているという話です。まずはテレビで何度も放送されたWTCの崩れ方ですが、建築力学や物理の基本的な法則から考えても建物を支えるいくつかの支点に同時にかなり大きな力が平均的に作用しなければあのようには崩れないとの事。また、ジェットが突っ込む前後になんらかの影が目撃されています」

 (3)機能しなかった警備体制
 「アメリカの警備体制への疑問も陰謀説の下地になっています。アルカイダはもちろんビンラディンなどFBI、CIAがトップでマークする人物・組織がこれほどまでに大きな事件を起こす、いや、起こせるわけがない。これほど警備体制が機能しなかったのは意図的にテロ組織への警備を甘くしたのではないかという疑問です」

 (4)その後の展開。イラク戦争
 「やはり、テロの後のアメリカの行動があまりにも利己的だったのが陰謀説の真犯人でしょう。イラク戦争によりアメリカは多くの国から戦争経費を引き出し、古くなった爆薬・弾薬を処分、世代が変わり新しい将校たちに貴重な経験をさせ、原油価格を恐ろしいほどまでに引き上げる事に成功しました。しかし、イラク戦争を起こす為にアルカイダが犯人のテロを演出するというのは話に無理がありすぎるような気がするのですが…」

 4つの疑問のうち3つについてアメリカの事故調査委員会が一応の報告を出している。4つ目についても、もし演出されたテロならばもう少し被害の少ないやり方で効果的な方法があるはずだし、仕組まれていたにしては取り組みや展開が遅すぎる。このような状況証拠は一見9・11が陰謀によって引き起こされたと判断するには若干材料が弱いような気がするが、ここにある一つの情報を加えるとすべてのなぞが点と線で結ばれるのである。NMRはその情報を研究員に伝えた。すると彼は顔を強張らせ数十秒後には唇を真っ青にし、ゆっくりと口を開いた。
 「ええ…、確かにそうですね…。WTCを狙ったテロだと思うと解決しきれない疑問がペンタゴンを狙ったテロだと考えると一気に陰謀に傾きます。一部情報ではペンタゴンに落ちた飛行機によりある重要な情報が消失したという話もあります。アメリカが本当にひた隠しにしたい事実はそこにあるのかもしれません」
 一見目的を見失って国防総省に墜落した飛行機。この飛行機が最も目的の近くに落ちたのだという情報。それこそがNMRが独自に手に入れた情報でありその研究員を失禁間近まで追い込んだ新事実だったのだ!
 甚大な被害を生んだNY。その陰でいまだ語られない事実がペンタゴンに隠されていた。果たしてそれは同時多発テロが帝国の特権階級による陰謀を裏付けるものだったのだろうか?NMRの調査は続く。
(写真=グラウンド・ゼロ)

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