「初回視聴率18.4%をマークした『相棒season14』(テレ朝系)を抜き去り、今シーズンの最高視聴率ドラマとなった。これを受け、TBSは局員に金一封、スタッフには3000円分の金券を配ることを決めたそうです」(テレビ関係者)
このドラマは、『半沢直樹』で知られる直木賞作家、池井戸潤氏の同名小説を忠実に映像化したもの。制作スタッフも『半沢直樹』と同じ顔触れだ。業界では早くも視聴率20%が囁かれる中、TBS編成部は次の戦略を思案しているという。
「テレビ第2弾の制作と、映画の提案です。主演の阿部や脇を固める俳優陣にもすでに内諾を得ています。同じ過ちは二度と犯しませんよ」(編成関係者)
TBSの編成マンが呟いた“同じ過ち”とは、全10話の平均視聴率が28.7%を取り、最終回42.2%と驚異的な大ヒットとなった『半沢直樹』の続編を巡るいざこざだ。
「主演の堺雅人に掛け合ったが、にべもなく断られてしまった。スケジュールはもとより、マンネリ感などを理由にされ、TBSの戦略構想を完全に無視されたんです。結果、あれから2年が経っているが何も話は進展していない」(芸能記者)
そんな『半沢直樹』をTBSは見限ったのだ。
「まず、映画化を提案している。もちろん同じキャストです。地上波の内容をコンパクトにし、シーズン2の前振りが描かれる。小説にもない続編は完全なオリジナル。このご時世に予算5億円を確保したとか」(芸能プロ関係者)
ちなみに気になる阿部のギャラだが…。
「1本250万円〜。ある意味、リーズナブルな金額です。TBSはすでに堺から阿部にシフトしようとしていますよ」(同)
同じ轍は二度と踏まない。