熱き侍たちが躍動!! メジャーリーグ Times 巨人・マイコラスの米国Uターンが決定的

スポーツ 週刊実話 2017年11月10日 16時03分

 菅野智之とともに「Wエース」の1人として巨人を支えてきたマイコラスが来季、米国にUターンして投げることが確実になった。
 米国では10月に入ってMLBコムが「レンジャーズは大谷翔平獲得に熱を入れているが、苦戦が予想される。それに代わるいい選択肢になりそうなのが、'14年にレンジャーズに在籍したことがあるマイルズ・マイコラスだ」と報じている。ミルウォーキーの野球サイト『レヴューイングブルー』も、『マイコラス、来季のローテーション候補?』という見出しの記事で、ブリュワーズはマイコラス獲得に本腰を入れるべきだという主旨の記事を掲載している。
 巨人も手をこまねいていたわけではない。マイコラスは今季限りで2年契約が切れるため、2年910万ドル(10億円)を提示して引き留めにかかったようだが、メジャー球団のマイコラス獲得熱がヒートアップし、とても金額面で対抗できない情勢になり、残留工作を断念したようだ。

★予想される契約規模は?

 野球サイト『ベースボール・ミュージング』は8月末に出したマイコラスの米国復帰を報じる記事で、マイコラスがメジャー球団と交わす契約規模は「2年1200万ドル(13.2億円)」+「3年目は球団のオプション」になるだろうと予測している。
 具体的な数字で表すと、1年目と2年目は年俸が各600万ドル(6.6億円)で、3年目は球団が2つの選択肢、
 (1)700万ドルで1年契約する。
 (2)50〜100万ドル(5500万円〜1.1億円)の違約金を支払って契約を見送る。
 のどちらかを選択できる、という内容だ。

 これまでメジャーの落第投手が日本で投げているうちに一流投手に変身し、メジャーにUターン復帰して成功した代表例は、元広島のコルビー・ルイスだ。そのルイスでさえも2年500万ドル(5.5億円)だったので、マイコラスは2倍以上の評価を受けていることになる。しかも、これが上限というわけではなく、ストーブリーグが近づくにつれてさらに評価が上がっているようだ。
 「今オフのFA市場は先発投手にいい出物が少ない。目玉は大谷翔平、ダルビッシュ有(ドジャース)、ジェイク・アリエタ(カブス)の3人だけど、大谷はほとんどの球団が獲得競争に加わるため獲得は宝くじに当たるようなもの。ダルビッシュとアリエタは1億2000万ドル(132億円)以上の金が必要になる。そこで資金力に欠ける球団がマイコラスに注目し始めているんだ。契約規模が2年1500〜3年2000万ドル(16.5億〜22億円)くらいまで膨らむ可能性もある」(スポーツ専門局のアナリスト)

★評価がどんどん高くなるわけ

 マイコラスは日本に来る前は、メジャーと3Aを何度も往復する三流投手で、レンジャーズ時代の2014年に夏場の2カ月間、先発で10試合に投げたのが唯一の実績である。防御率が6点台から8点台で推移していたのに10試合も先発で使われたのは、ダルビッシュ、ホランドら先発の主力が次々に故障し3Aの先発要員をメジャーに引き上げて使わざるを得なかったからだ。
 当時のマイコラスは、いいのはスライダーだけ。速球はスピードがない上、まっすぐな軌道になりやすい三流品。カーブも制球が甘く、痛打されるケースが多かった。そんなダメ投手が今、高い評価を受けるようになったのは、日本で3年投げている間に、まったく別の投手に生まれ変わったからだ。

 メジャーの球団が高く評価するのは、以下の点だ。
 (1)巨人での3年間の通算防御率が2.18で、ルイスの広島での通算防御率2.82よりずっといい。
 (2)日本で投げている間に速球、変化球ともコントロールが格段によくなり、四球を最小限に抑えられるようになった。
 (3)速球とカーブを高低に投げ分けて打者の目線を狂わせることで、三振をハイペースで取れるようになった。一発を食う頻度も半減した。
 (4)カーブが強力な武器になったため左打者を苦にしなくなった。
 (5)年を追うごとに変化球の制球力が向上し、今季は変化球をボールゾーンからストライクゾーンに食い込ませるピッチングが機能。見逃しの三振に仕留める頻度が急速に高くなった。
 それに加え、年齢がまだ29歳で、下降年齢になるまで数年働ける点も大きなプラスになっているようだ。

 気になる契約先だが、本命はレンジャーズだ。レ軍のローテーションはエースだったダルビッシュが7月末にドジャースに移籍。さらに先発2・3番手のMペレスとキャシュナーがFAとなるため、スカスカの状態だ。過去にルイスやバーネットを活用して大きな戦力にした実績もあるので、多少金を積んででも獲得に本腰を入れるだろう。
 先発のコマが足りないブリュワーズ、カージナルス、ロイヤルズ、マーリンズ、オリオールズ、マリナーズあたりも積極的に獲得に動く可能性がある。

スポーツジャーナリスト・友成那智(ともなり・なち)
今はなきPLAYBOY日本版のスポーツ担当として、日本で活躍する元大リーガーらと交流。アメリカ野球に造詣が深く、現在は大リーグ関連の記事を各媒体に寄稿。日本人大リーガーにも愛読者が多い「メジャーリーグ選手名鑑2017」(廣済堂出版)が発売中。

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