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ももクロ、セーラームーンコスプレでFC発足祝う「本当に夢を与えてくれる存在」

 人気アニメ「美少女戦士セーラームーン」の20周年を記念して発足したオフィシャルファンクラブ「Pretty Guardians」のキックオフイベントが10日、都内で行われ、「美少女戦士セーラームーンCrystal」の主題歌を担当したももいろクローバーZが出演。開演前に本アニメで月野うさぎの声を担当した三石琴乃、「セーラースターズ」 でセーラーギャラクシアの声を担当した堀江美都子、「Crystal」で地場衛の声を担当した野島健児とともに取材に応じると、有安杏果は「このファンクラブができると聞いて本当に嬉しかった。ずっと待ちわびていたんです。ファンクラブはすごく特別感があるので、これを機会によりセーラームーンのことを好きになってもらいたい。ももクロもそのお手伝いができれば」と笑顔を見せた。

 5人仲良くセーラームーンのコスプレで登場したももクロ。有安は「小さい頃はセーラームーンの再放送をずっと見ていて、七夕に『セーラームーンになりたい』って書くくらい憧れていました。本当に夢を与えてくれる存在でした」とセーラームーン愛を口にすると、「今もう20歳。さすがになれないとはわかっているんですけど、同じ女の子として今でもセーラームーンは可愛いなって。グッズも持っているだけで本当にテンションが上がります。女の子として女子力がアップしたような気分になれるんです。一生愛し続けていく存在になるんだろうなって思っています」としみじみ。

 百田夏菜子も「わたしもセーラームーンを再放送で見ていたんですけど、セーラームーンの衣装とか、顔の小ささとか、すべてが女子の憧れでした。たぶん、みんなも同じ気持ちを抱いて見ていたと思います」と感慨深げ。「わたしたちは今こうして皆さんにセーラームーンの側から歌を届けられる立場。みんなに『この曲を聴いたらワクワクしちゃう』とか、『テンション上がる』とか、そんなふうに思っていただけるものを届けていけたらいいなって」と笑顔。リハーサルでは声優陣も交え、出演者全員で「ムーンライト伝説」を歌ったというが、「本当に夢のような時間でした」と嬉しそうに振り返った。

 FCの発足に声優陣も嬉しそう。堀江は「アニメの作品のファンクラブができるなんてすごいこと。声優としてテレビシリーズの最後に役をやらせていただいた時は嬉しかった。こうして皆さんと一緒に歌う機会を頂いて光栄に思っています」とコメント。三石も「幅広い年代の方がこの作品を愛してくださった。わたしは幸せ。その気持ちを今日、ファンクラブのみなさんに伝えたい」と意気込み、野島も「僕にとって忘れられない作品。僕も出演者の一人であり、ファンの一人。FCでも何か力になれたらと思っています」と話していた。(取材・文:名鹿祥史)

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