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大みそか「紅白歌合戦」の裏は日テレ「ダウンタウン」が3年連続民放トップ! TBSのボクシング井岡は大きく飛躍

 昨年大みそかに放送されたNHK「第63回紅白歌合戦」の視聴率(以下すべてビデオリサーチ調べ、関東地区)は第1部(午後7時15分〜8時55分)=33.2%(前年35.2%)、第2部(午後9時〜11時45分)=42.5%(前年41.6%)を記録し、5年連続で40%超えを果たした。

 この数字は12年に放送された全局全番組の中で、年間1位。歌手別の視聴率トップは3年連続SMAPで、49.4%だった。

 一方、紅白の裏の民放では日本テレビの「ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!!絶対に笑ってはいけない熱血教師24時!!」が、第1部(午後6時30分〜9時)=16.8%(前年18.7%)、第2部(午後9時〜深夜0時30分)=16.5%(前年16.6%)で3年連続トップを守った。

 前年より大きく飛躍したのがTBSのスポーツバラエティ。11年大みそかに放送した「ビートたけしの勝手にスポーツ国民栄誉SHOW2011豪華アスリート総登場5時間半生放送SP」は第1部(午後6時〜7時40分)=6.7%、第2部(午後7時40分〜9時30分)=6.4%、第3部(午後9時30分〜11時)=4.2%で惨敗したが、12年に放送した「大晦日スポーツ祭り!KYOKUGEN2012〜史上最大の限界バトル〜」は第1部(午後6時〜8時16分)=11.7%、ボクシング井岡一翔の世界戦を放送した第2部(午後8時16分〜9時15分)=11.9%、第3部(午後9時15分〜11時)=8.4%、第4部(午後11時〜11時39分)=3.1%をマークして、民放2位に躍進。
 TBSの大みそかといえば、10年までは格闘技が定番で、09年の「Dynamite!!」は民放トップを獲ったが、11年から井岡のボクシングに切り替えて、2年目で好結果が出た。井岡の試合が終わった後は視聴率が急落しており、いかにこの試合に対する視聴者の関心が高かったかの表れで、今年はさらなる数字アップも期待される。

 健闘を見せたのはテレビ東京。11年の「第44回年忘れにっぽんの歌」(午後5時〜9時30分)は8.0%で民放2位であったが、12年の「第45回年忘れにっぽんの歌」(午後5時〜9時30分)も7.8%を獲って民放3位。

 その後の内山高志らの「ボクシング究極の3大世界戦!!」(午後9時30分〜11時30分)は5.1%で、前年の「“THE BEST OF BEST”ボクシングWタイトルマッチ」(午後9時30分〜11時30分)の4.2%からアップし、同時間帯のテレビ朝日、フジテレビを上回った。10年以前、同局の大みそかの同時間帯は1〜2%程度しか獲れておらず、ボクシング中継の健闘ぶりが光っている。

 2年連続で惨敗を喫したのがテレビ朝日とフジテレビ。11年は「池上彰の学べるニュース 年またぎ7時間半特大スペシャル」で第1部(午後7時〜9時)=5.5%、第2部(午後9時〜11時45分)=5.7%しか獲れなかったテレビ朝日は、「ドラえもん」と「お願い!ランキング」で勝負。

 「大みそかだよドラえもん3時間スペシャル テレビ初放送! 史上最大級のメガヒット作『映画ドラえもん のび太と奇跡の島』」(午後6時〜9時)は4.2%、「お願い!ランキング2012年テレビ朝日系列瞬間最高視聴率BEST100大発表SP」は第1部(午後9時〜11時45分)で2.6%、紅白と重ならなかった第2部(午後11時45分〜深夜1時30分)で5.6%と散々。

 フジテレビは「世界の鉄人ドリームマッチ!アイアンシェフ生対決スペシャル」一本で勝負したが、紅白と重なっていない第1部(午後6時〜7時)で5.4%。以降、第2部(午後7時〜9時)=4.5%、第3部(午後9時〜11時45分)=4.2%で5%すら獲れず。前年の「大晦日はマル・マル・モリ・モリ! 爆笑そっくりものまね紅白歌合戦祭りだ」は、紅白がスタートする前の第1部(午後6時〜7時)こそ10.5%をマークしたが、紅白の裏としては第2部(午後7時〜9時)=5.7%、第3部(午後9時〜11時45分)=4.6%と完敗したが、12年も惨敗だった。
(坂本太郎)

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