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鳩山新首相 「未知との遭遇」発言

 “宇宙人”のあだ名を持つ民主党の鳩山由紀夫代表(62)は16日に新首相に選出され、就任後初の記者会見でしょっぱなから“オカルトワード”を使った。なんと、政権交代を「未知との遭遇」と例え、国民に新政権への理解と寛容を求めたのである。

 「未知との遭遇」は1977年に公開された米SF映画のタイトル。巨匠スティーブン・スピルバーグが、未確認飛行物体(UFO)目撃事件をベースに人類と宇宙人とのコンタクトを描き、世界中のオカルトマニアらに絶賛された名作だ。巨大UFOが夜空に現れるシーンなどでアカデミー賞撮影賞を受賞した。
 鳩山新首相はそんな名作のタイトルを、会見冒頭の“所信表明”にさりげなく盛り込んだ。「いろんな試行錯誤の中で失敗することもあるかもしれません。国民の皆様にはぜひご寛容を願います。なんせ、ある意味『未知との遭遇』で、経験のない世界に飛び込んでまいります。辛抱強く新しい政権を育てていただければ幸いです」。是非はともかく、ファンタジックだった。

 そもそも鳩山氏は元祖“宇宙人”。最近では「魂が三角形のUFOに乗って金星に行ってきた」などのオカルト発言で幸夫人(66)に注目が集まっているが、この日の発言で面目躍如といったところだろう。
 鳩山氏はルックスが宇宙人っぽいだけでなく、幸夫人が月刊オカルト誌「ムー」で持っていた対談コーナーの最終回(08年9月号)に登場した際には、「UFOの存在も頭の中では理解している。科学的にも未確認の物体が飛んでいるのは十分ありうるし、銀河系のどこかに知性を持った生物が存在するだろうと考えるのは当然」などと述べている。幸夫人もまた別のメディアで「私、主人のことは宇宙人だと思っていますのよ」と言って憚らない。今後の発言がますます注目されることになった。
 この日、歴史的瞬間に臨んだ鳩山氏は薄い金色と銀色のストライプ柄のネクタイを締めた。胸には同じ金色のポケットチーフ。夫人のセレクトだ。首班指名選挙をわざわざ傍聴席で見守った幸夫人は「感無量」と涙ぐんだあと、ネクタイ柄のチョイスについて「はい、金メダルでございます」ときっぱり。政権の行方とともに“おもろい夫婦”の言動からも目が離せない。

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