search
とじる
トップ > スポーツ > ソフトバンク・松坂大輔「食ってすぐ寝る」習慣に引退勧告

ソフトバンク・松坂大輔「食ってすぐ寝る」習慣に引退勧告

 どうやら肩の調子だけの問題ではないようだ。

 予定されていた二軍戦の登板を直前で回避した松坂大輔(34=福岡ソフトバンクホークス)に、引退を勧告する声が囁かれている。
 「気持ちの問題です。本人は先発で使ってもらえれば結果を出せると思い込んでいた。でも、投球フォームは修正できず、気持ちばかりが焦り、かつ復帰してみせるという思いまで萎えてしまった」(ベテラン記者)

 チーム内でも孤立しつつある。今はリハビリ組が練習する福岡市内の西戸崎合宿所を離れ、県外のリハビリ施設を一人で転々としている。「試合で投げて痛めたものではないので、肩の痛みはさほど重傷ではない」(同)とのことだが、「こんなはずじゃない」という落ち込んだ気持ちに、孤立感が拍車を掛けている。
 「松坂は3月のオープン戦の際、30分近く遅刻をしています。周囲は笑っていましたが、実際は違う。ホークス選手は放っておいても練習する精鋭集団。プロとしての心構えができていない。監督、コーチ、スタッフもそれを口に出していないだけです」(球界関係者)

 佐藤義則、吉井理人両投手コーチは「罰金を払えば…」としか言わなかったが、以後、松坂は試合で名誉挽回すらできていない。
 「松坂は食べたらすぐ寝る体質。だから眠りも深いし、目覚ましが鳴っても起きられないんです。そういう子供みたいな習慣は西武の新人時代から変わっていません」(前出・記者)

 野球に関する心構えも成長していない。
 松坂は股関節が硬い弱点があった。若い時分はストレートの速さでいくらでもごまかせたが、年齢的な衰えと同時にそれができなくなった。若手時代に「ストレッチや股関節の柔軟運動を必死にやった」という話もなく、これがメジャーの硬いマウンドに適応できなかった遠因となり、結果としてトミー・ジョン手術を受けなければならなくなるまでに至ったといわれている。その後、体はさらに硬くなり、今のメチャクチャなフォームにつながったというわけだ。
 若手時代にサボってきたツケが、今日になって回ってきたのである。
 「せっかくホークスでチャンスをもらったのに遅刻するなんて、精神的な甘さは変わっていないということ。入団して以来、自己流調整を許されてきた上、結果を出せないとなれば全て自己責任。球団が県外での単独リハビリを認めたのは、ラストチャンスという意味でしょう」(前出・関係者)

 事実上の戦力外通告か…。せめて“食べたらすぐ眠くなる”という子供みたいな体質だけでも改善されれば救いようがあるのだが、チーム関係者は「故障前よりも太った」と嘆いている。

スポーツ→

 

特集

関連ニュース

ピックアップ

新着ニュース→

もっと見る→

スポーツ→

もっと見る→

注目タグ