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古写真の怪! 工場の集合写真に現れた「謎の手」の正体は?

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116年前の心霊写真

 そこにいないはずの人の姿が映り込むもの、心霊写真。

 夏が近づき、暑くなってくると怪談と共にテレビや雑誌などのメディアで特集され、我々の肝を冷やしてくれる。

 心霊写真は、カメラが発明され、一般の人でも気軽に写真撮影出来る機会が増えてくるとほぼ同時に生まれてきた物でもある。印刷ミスやフェイクも多かったが(実際、心霊写真の撮影が一種のビジネスになっていたケースも存在していた)、それでも説明不可能な心霊写真が当時から存在していたのも事実だ。

 この写真は今から116年前、アメリカにて撮影されたものである。所有者はこの写真に写っている女性の孫であるという。

 前から二番目の列、向かって右端の人物をよく見て欲しい。彼女の肩に小さな手が存在しているのだ。

 この女性達は、紡績工場で働いていたものらしい。仕事仲間達の集合写真と言った所だろうか。全員が揃って腕組みしてカメラの方を見つめている。勿論、肩に手が置かれている女性の後ろに立つ二人も明確に腕組みしており、いたずらで手を置いたということは考えられない。また、彼女たちは階段状になっている所に整列して写っているため、前の列と後ろの列の間に人がいるスペースはなかったものと見られている。また、同時期の紡績工の写真と見比べると、宣伝や広報用として撮影されたものである可能性もある。そんな写真を、細工して心霊写真にしようと思うだろうか。

 この写真は現在、海外のオカルト研究家が譲り受け、ネット上で広く意見や情報を集めているものだという。

 果たして、この写真は本当に霊の姿が写ってしまったものなのだろうか?

文:和田大輔 取材:山口敏太郎事務所

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