7月期クールは『救急病棟24時』(フジ系)に主演。さらに休まず10月期は、日本テレビのドラマ(水曜夜10時枠)に出演するというものだ。松嶋はこれまで2期連続出演の例がなく、実現するのかと疑問の目も向けられている。
さるドラマ制作プロ関係者も、こう言う。
「松嶋は、自分の出演スタイルを持ち、仕事をこなしてきた。基本的には年に1本のペースです。数年出ないときもあったが、これは姿をみせないことによって自分を大きくみせる手段ともみられていた。とにかく、出演スタイルにはこだわってきた女優です」
そんな松嶋だが、今回は活動スタイルを変えたとみていい。目下、夏ドラマ『救急病棟24時』の収録にフル回転。その合間をぬって、カンヌ映画祭に出品された主演作『藁の楯』のプロモーションのため現地に赴いた。この勢いからいくと“年1主義”を改め、日テレの主演ドラマもあり、とみてよかろう。
「日テレの水曜夜10時といえば、松嶋の代表作『家政婦のミタ』の枠。終了1年目から、近日中にまた出ると日テレと松嶋の間で約束ができていたという。日テレも秋に20%超えのドラマが欲しいはず」(テレビ雑誌編集者)
松嶋にも働かないといけない事情があった。
「松嶋と反町隆史夫婦が飼っているドーベルマンが隣人にかみついた事件は、かなりイメージダウンになった。また、月額175万円という破格家賃のマンション住まいを続け、なおかつ琵琶湖には別荘を持っているという異常に贅沢な事実もあきらかになった。ドーベルマン事件では、なんら表向きにコメントはしていない。これが、自分たちさえよければそれでいい、という身勝手夫婦像ができあがってしまった。反発や見限るファンも出てきています」(芸能界事情通)
今後、松嶋は視聴率を落とさないで乗り切ることができるか、正念場を迎える。