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石原都知事 ホンダF1撤退報道に無関心

 三宅島バイクイベントの“ホンダ妨害疑惑”をぶち上げていた石原慎太郎都知事(76)は5日の定例会見で、同社が業績不振などからF1撤退を決めたことに「知らないよ。F1なんて興味ないもん。フンッ」とそっけなかった。あくまでガチンコ対決か、それとも手打ちか。バトルの行方が注目される。

 石原知事VSホンダの戦いは、災害復興を目的として10月17〜19日に2回目のバイクイベントを開催した三宅島で知事が宣戦布告。ホンダが広告出稿をだしにバイク関連雑誌に取材しないよう圧力をかけたなどとして「命張っても戦う」と誓った。同月24日の都庁定例会見でも「やっぱりホンダのおごり」などと述べ、同社の福井威夫社長に直接抗議するため本社に乗り込む姿勢をみせていた。
 ところが知事はこの日、記者団の質問に対し、あれほど罵倒(ばとう)していたホンダへの恨みつらみに一切触れようとしなかった。

 「白人社会、特にヨーロッパは東洋人が得意なものはルールを変えて(活躍を)抑制しようとする。F1も、ホンダかどっかのエンジンがすごく優秀でアレだっていうと、それを抑制するみたいなルールをくっつけたりしてね。決してフェアとは言えない妨害があるみたいですな。ホンダがやめた理由は分かりませんよ。しかし、そんなことにうんざりしてやめたんだったら、それはそれでホンダの判断でしょう」
 東京都知事にあえてホンダF1撤退について聞くのは、背景に三宅島バイクイベントをめぐる遺恨対決があるからにほかならない。しかし、知事はまるで傍観者のように話すだけだった。

 そこで、ホンダの福井社長に抗議に行く段取りについて進ちょく状況を確認すると「わけのわからない返事が来たね。言い訳とも何ともつかないみたいな。秘書から聞きましたが、忘れちゃったね」と知事。都側の抗議事実を認める内容といえるかどうかは判別できない返事という。
 「公道レースに対する考え方に違いがあったようだとか、違いがあったら教えてくれたらいいんだよね。何も公道レースをやってるわけじゃないんだから。ホンダの意向に沿わないヤツ(メディア)には広告料を出さないなんてこと、まあ社長は言わないよ。それほどバカじゃないだろうから。下っ端の役員か部長かそこらが言ったんだろう。部長なんてヘンに権限を持ってるからね」
 具体的に、福井社長との会談予定は立っていないことも分かった。知事は「申し込んでいるけど、向こうは忙しいっていうから。F1で忙しいんじゃないの?」と皮肉交じりに明かした。

 三宅島バイクイベントをめぐっては第1回開催前、テスト走行したプロライダーが安全性の観点から「公道レースは無理」とダメ出し。それにもかかわらず、公道レース実現にこだわる知事の姿勢に国産4大バイクメーカーが反発し、イベントへの協力を一切拒んできた経緯がある。今年のイベントには第1回の昨年より参加メディアが少なく、知事は証拠がないとしながらも“ホンダの圧力”だとして、徹底抗戦する構えをみせていた。ホンダは取材妨害疑惑について否定している。

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