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車を破壊し大岩を投げつける…怪物「ヒツジ男」は実在した?

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画像はイメージです。

 2015年、今年の干支は「羊」である。羊は可愛らしい見た目から子供から大人まで人気が高く、生活面においても毛皮(ウール)をはじめ食肉にまで使われるところから我々人間にとっては牛や鶏とならびなじみの深い動物といえるだろう。

 さて、そんんな羊であるが実は未確認生物界には「ヒツジ男」という化物の存在が確認されている。

 写真は1900年代のはじめにアメリカのミズーリ州で撮影されたという謎の怪物の写真である。

 3人の中年男性が椅子に座り、ポーズをとっているが背後に明らかに人間ではないヒツジに似た不気味な怪物が立っている。

 頭には大きな角が二本、大きな口に大きな耳が特徴的なこの怪物は「ゴートマン」(Goat man)と呼ばれ、今回の写真のほかにもアメリカで数多くの目撃情報が存在している。「ゴートマン」はカリフォルニアの酪農工場「ビリワック・デリー」付近でも目撃されたため、この工場の名前から「ビリワック・モンスター」とも呼ばれている。

 (なお「ゴートマン」は直訳すれば「ヤギ人間」となるが、某作家の誤訳により、ゴートマンは「ヒツジ男」として紹介されている。正確にはヤギ男である)

 ゴートマンは体長は2メートルほどの巨体を持ち性格は凶暴そのものであり、大岩を投げつけて車を破壊したり、凶器を持って徘徊する姿も目撃されている。

 最近ではゴートマンをモデルにしたホラー映画も製作されており、アメリカでは「スレンダーマン」と並びメジャーな都市伝説キャラクターという側面も持っている。

 ゴートマンの正体については諸説あるが、酪農工場付近での目撃が多かったところから「クローン羊」のような「動物実験の結果」という説も囁かれているがあくまでも噂の域を出ていない。

オカルト研究家・作家の山口敏太郎はゴートマンの正体について「黒魔術の儀式の際、ヤギのマスクをかぶることがある。偶然、黒魔術を目撃した人間がヤギ頭の怪物がいると勘違いしたのではないか?」という仮説を出している。

 今回のご紹介している写真も何かの儀式やイベントの合間に撮影されたものと推測される。果たして謎のヤギ(ヒツジ)男「ゴートマン」はいるのか?

文:穂積昭雪(山口敏太郎事務所)

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