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心配されるKEIKOの病状とglobeの活動

 音楽プロデューサー・小室哲哉の妻で歌手のKEIKOが24日夕方、都内の自宅で倒れ、小室が救急車を呼び病院に緊急搬送されたことを一部スポーツ紙が報じた。検査中で病名は不明だが、意識はあり、命に別条なし。小室が付き添って状態を見守っているという。

 「KEIKOは今年5月発売の小室のソロアルバムにK-C-O名義でゲストボーカルとして参加。今月26日に発売されるコンピレーションアルバムで、藤井フミヤの『True Love』をカバーするなど、歌手活動を行っていたが、それほど仕事は多いわけではなかった」(レコード会社関係者)

 KEIKOは95年8月、小室が主催したオーディションに合格し小室とモデルだったマーク・パンサーとの3人組ユニット「globe」のボーカルとしてデビュー。当時は小室がプロデュースする“小室ファミリー”の全盛期とあった96年3月発売のアルバム「globe」は400万枚超のセールスを記録。02年11月に小室と結婚し公私ともにパートナーとなったが、その後、業界的にダウンロードの発達でCDが売れない“音楽不況”に陥りglobeのCDセールスも低迷。そして、小室が事件を起こした。

 「08年11月、小室が知人への著作権譲渡を巡って5億円をだまし取ったとして大阪地検特捜部に逮捕・起訴され、09年5月に懲役3年、執行猶予5年の判決を下された。所属レコード会社・エイベックスの松浦勝人社長が被害者への弁済金などをポケットマネーで肩代わり。前借りしたプロデュース料など同社に10億以上の借金がある」(芸能記者)

 となれば、このところ活動休止状態のglobeの本格的な活動再開が臨まれるが、難しそうだ。

 「マークの妻が薬物で逮捕・起訴され実刑判決を受けたり、自ら役員に入っていたマルチ商法の会社が問題視され、テレビ局でglobeは“出演NGリスト”に入っている。小室が先日出演したテレビ番組で明かしたところによると、マークはフランスでワイン作りをしているという。もともと香港でもつ鍋屋を経営し今やすっかり実業家」(同)

 KEIKOの詳しい病状は今後、発表されそうだが、globeの活動休止状態はこのまま続きそうだ。

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