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キムタク、注目の映画でも映画賞の受賞が難しそうなワケとは

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 俳優の木村拓哉が9日、主演映画「マスカレード・ホテル」(1月18日公開)のホテルマン試写会に共演の長澤まさみとともに登場したことを、各スポーツ紙が報じている。

 直木賞作家・東野圭吾氏の原作を映画化。高級ホテルを舞台に起こる連続殺人事件の真相に迫るミステリーで、木村はホテルに潜入捜査する刑事を演じている。

 各紙によると、上映後「ホテルマンに転職したら」と質問を受けた木村は、「厨房に立ちたい。自分が仕上げるという世界観は自分らの作業と似ている。モノを作ってお客様に吟味してもらうという、僕らの仕事の延長戦上が厨房」と即答。俳優業へのこだわりをうかがわせたという。

 「当たることが多い東野氏の作品だけに、それなりのヒット作になるだろう。しかし、今のキムタクが望んでいるのは、それなりの興行収入よりも何かしらの映画賞。とはいえ、1月公開の作品は、よほどのインパクトがない限り、映画賞選考のシーズンにはすっかり忘れられてしまうことが多い」(映画ライター)

 木村といえば、昨年8月に主演映画「検察側の罪人」が興行収入29億円のヒット作となった。

 しかし、ある映画賞では、共演した嵐の二宮和也が助演男優賞を受賞したが、木村の主演男優賞獲得はならなかった。
「映画賞はガチンコにもかかわらず、ジャニーズ事務所は二宮のみが受賞することに難色を示したといいます。ジャニーズとしても、映画賞で無冠の木村になんとしても賞を取らせたいようです」(映画業界関係者)

 今後、3月までにかけて続々と国内の映画賞が発表されるが、このままだと、木村の名前が一度も出ないまま終わりそうな気配だ。

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