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女優と社長の両立に苦戦する柴咲コウ

 先ごろIT企業の社長に就任していたことが明らかになっていた女優の柴咲コウだが、社長を務める会社が開店休業状態であることを、ニュースサイト「デイリー新潮」が報じている。

 柴咲が社長に就任していたのは9月に一部週刊誌で報じられた。

 その会社とは、株式上場を目指すIT企業「レトロワ・グラース社」。柴咲は同社の事業計画あいさつ文に代表取締役社長CEOとして名前を連ねているという。

 同社は昨年11月に設立。今年3月に柴咲の所属事務所から、柴咲のファンクラブ事業を引き継ぎ、ファンクラブサイトで茶葉などを販売。

 同社の取締役は某大手IT企業の役員。その役員は以前から柴咲の知り合いで、事業のノウハウをあれこれ提供していることが報じられていた。

 気になる同社の現状だが、同サイトによると、資本金は8450万円だったのが、10月には1億6000万円にまで増資。過半数の株は柴咲が持つというから、主演ドラマのタイトルではないが、まさに“女城主”。

 しかし、同社のショッピングサイトで販売する衣食住に関する商品は、コップと箸置き、それにお茶っ葉くらいでほとんどが売り切れ。にもかかわらず、新たに入荷される様子もないという。

 同サイトに対して同社は、「商品に関しては、元々手作りのものが多く入荷する数が少ないことから、品切れが多くなってしまっています。商品の種類に関して、これから随時増やして参ります」と説明。

 女優業のマネジメントに関しては、これまで通り所属事務所が手がけることを説明したのだが…。
「独立を画策したこともあって、事務所との関係は良くない。いずれ、マネジメント業務も自分が社長の会社で、と考えているようだが、そんな都合のいい話はない。歌手活動をめぐっても事務所と意見が対立してしまっているだけに、社長業どころではなさそう」(芸能記者)

 柴咲にとって、社長業はそう甘くはなかったようだ。

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