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視聴率20%を超えた秋ドラマ「JIN」の魅力

 秋ドラマもすっかり出そろい、それぞれの視聴率もほぼ固まってきた。初回が2ケタでも徐々に落ちて1ケタに落ちる作品が目立つ中、TBS「JIN -仁-」(日曜午後9時)だけは着実に躍進、11月8日には20%超えを達成した。予想以上の人気だけに、来年スタートのドラマにも微妙な影響を与えそうだ。

 「JIN -仁-」は、10月11日の第1話で16.5%と好スタート。第2話で16.4%と若干数字を落としたものの、第3話17.2%、第4話17.2%、そして8日の第5話で20.3%と大幅な伸びをみせている。
 現在までの「秋ドラマ」平均視聴率では、「相棒 season8」の18.3%に次ぐ2位だが、20%の大台を突破したのは「JIN -仁-」が初。平均視聴率でも初回18.7%だった「東京DOGS」(フジ月曜午後9時)はすでに抜き去っている。
 「JIN -仁-」は大沢たかお演じる脳外科医・南方仁(みなかた・じん)が幕末の江戸にタイムスリップするSF医療ドラマ。満足な医療器具も薬もない環境で人々の命を救い、坂本龍馬(内野聖陽)、勝海舟(小日向文世)、緒方洪庵(武田鉄矢)らと交流を深め、幕末の歴史に巻き込まれる。原作は「スーパージャンプ」(集英社)で連載中の同名タイトル漫画(村上もとか作)。前述の男優たちに花を添えるのは中谷美紀、綾瀬はるか、麻生祐未らの女優陣。

 某芸能評論家は「奇想天外な筋書きだが、原作がしっかりしており、キャスティングが抜群。最近のアイドル俳優を見せるための作品とは違い、役者たちがいい意味で競い合っているのが伝わってくる」と高視聴率の要因を分析。さらに今後ほかのドラマにも影響を及ぼしそうだと指摘する。
 「大沢の演技もすばらしいが、龍馬役の内野の評判がいい。来年1月スタートのNHK大河ドラマが『龍馬伝』。主役の福山雅治や制作スタッフは内野の龍馬を意識せざるを得ない。また『JIN -仁-』と同枠で来年放送されるのが、嵐の櫻井翔と堀北真希が主演の『特上カバチ カバチタレ!2』とのうわさがある。『JIN -仁-』と違ってアイドル色が濃いだけに、何かと比較されるだろう」(同)
 「JIN -仁-」がどこまで数字を伸ばすか注目したい。

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