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ハッシーの地方競馬セレクション(7/26)「第38回サンタアニタトロフィー(SⅢ)」(大井)

 完全復活!! 先週浦和競馬場でおこなわれた「'17 プラチナカップ(A2)(下)」。本命に推したフォクスホールは、好スタートを切ると馬なりのまま4番手の位置を取る。前の3頭とは離れた4番手で、動きたい時に動ける絶好のポジション。折り合いもがっちりと付き、3コーナー手前から前との差を詰め始め、4コーナーでは早くも先頭に並ぶ。絶好の手応えで直線に入ると、手応えの通りグイグイ伸びて1着。最後は流す余裕もあり、着差以上に強い競馬でした。これが約2年ぶりの勝利で、完全復活を遂げました。その復活劇は、最近再ブレークしているヒロミのようです。

 さて、今週は「第38回サンタアニタトロフィー(SⅢ)」が大井競馬場でおこなわれます。優勝馬には日本テレビ盃への優先出走権が付与されます。

 本命には、中央から移籍してきたエイシンヴァラーを推します。ここが移籍初戦となりますが、中央で6勝を挙げている実力馬。今年緒戦となったジャニュアリーSでは、終始外を回りながら勝ち切る強い競馬でした。ここ2戦は9着、13着と精彩を欠いていますが、両レースとも力の衰えというわけではなく、馬が走るのをやめてしまっている印象です。そういった意味でも今回の移籍は良いきっかけになりそうで、追い切りの動きを見る限り躍動感あふれる走りを取り戻しています。枠順も大外枠で、気分良く行きたい本馬には好枠となりました。距離延長となりますが、1700m戦で2勝挙げているように問題ありません。力さえ出し切れば十分勝ち負けになるでしょう。

 相手本線は、遅咲きなところが阿部寛のようなムサシキングオーです。昨年のこの時期は精彩を欠き、ピークを過ぎたかに見えましたが、徐々に復調し、今年掲示板を外したのは本調子ではなかった前々走の大井記念のみ。前走の京成盃グランドマイラーズでは、好メンバーが揃う中、勝ち馬にクビ差届かなかったものの3着には1秒差付けており、復調すればこれだけの競馬ができるというところを見せつけました。今回も状態は良さそうで、好勝負必至でしょう。

 ▲には前走中央馬を相手に好走したアンサンブルライフ。

 以下、ゴーディー、セイスコーピオンまで。

◎(15)エイシンヴァラー
○(13)ムサシキングオー
▲(4)アンサンブルライフ
△(1)ゴーディー
△(14)セイスコーピオン

買い目
【馬単】4点
(15)→(1)(4)(13)(14)

【3連複2頭軸流し】3点
(13)(15)−(1)(4)(14)

【3連単フォーメーション】6点
(15)→(4)(13)→(1)(4)(13)(14)

※出走表などのデータは、必ず公式発表のものと照合し確認して下さい。

<プロフィール>

ハッシー
山梨県出身。学生時代大井競馬場で開催された大学対抗予想大会の優勝メンバーの一員。大学卒業後北海道へ渡る。浦河にある生産牧場を経て、在京スポーツ紙に入社。牧童経験を活かし、数々の万馬券を的中する。中にはパドックで推奨した4頭で決まり、3連単100万越えあり。

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