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園児暴行の保育園副園長、保育士にも下唇が切れるほどの暴行が判明し逮捕 開き直った発言にも呆れ声

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画像はイメージです

 11日、福岡県宗像市の保育園に勤務し、園児への暴力で逮捕されていた41歳の女性副園長が、新たに保育士にも暴力を振るったとして傷害の疑いで逮捕されたことがわかった。

 この副園長は10月、園児の顔を殴ったとして逮捕されていたが、その後宗像市の調べで、2011年に副園長に就任後、60人の職員を退職させていることも判明。さらに、「園児に対しトイレ前で食事させる」「味噌汁を頭からかける」「階段から園児を蹴り落とす」などの行為に及んでいたという報告も寄せられていた。

 11日になり、この副園長が2018年6月、勤務する女性保育士に対し顔面を殴るなどの行為に及んでいたことが判明。警察によると、副園長は被害保育士と「ブリッジ体操」を園児に指導しており、その後別室に移動、防犯カメラの死角に移動した上、平手で複数回頬を殴り、下唇を切る全治約5日の怪我を負わせた。

 女性は2018年6月に退職。その後の話し合いで園長からは謝罪があったものの、加害者である副園長は謝るどころか、「手で顔を押さえていたので払い除けただけだ」と開き直ったのだという。

 副園長は警察の取り調べに対しても容疑を否認しており、「叩いておりません」などと話している。今後捜査が進められていくものと思われるが、被害を受けた女性とは別の保育士からも「人格を否定されるような言葉を投げかけられた」「被害を受けた保育士がトイレ掃除を一日中やらされていた」という情報もあり、同僚にもパワハラを行っていた可能性は高く、暴行した可能性は高いと言わざるを得ない。

 新たに発覚した「同僚への暴力」に、ネットユーザーからも「酷すぎる」「教育者とは思えない」「立場の弱い者をいじめている。最低だ」と怒りの声が上がる。また、保育園側についても「なぜこの副園長をやりたい放題にさせていたのか」「園長は何をしていたのか」と保育園側の責任を問う声もあった。

 幼い園児と立場の弱い女性保育士に対し暴力行為に及び、体だけではなく、心にも傷をつけた副園長。教育者として不適格と言われても、致し方ない。

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