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【声優の履歴書】第68回『ど根性ガエル』ピョン吉役、『ドラえもん』(テレ朝版)のび太のママ・野比玉子役を演じた千々松幸子

 声のお仕事である『声優』。顔の見えない裏方のお仕事でありながら、近年はアイドルとの垣根がなくなって来ており、バラエティー番組や、歌番組などに出演することも珍しくなく、注目度が増している職業である。そんな人気声優をフィーチャーするこの連載。第68目としてお届けするのは、千々松幸子。

 千々松といえば、1979年〜2005年3月まで26年間『ドラえもん』(テレビ朝日版)のび太のママ・野比玉子役を演じたので有名である。ちなみに1972年『ど根性ガエル』ではピョン吉役を演じており、同作には『ドラえもん』(テレビ朝日版)のび太役の小原乃梨子が主人公のひろしの母親役で出演しており、役柄が逆転している。ピョン吉役は、現在でも「大鵬薬品」などのCMで元気な声を聞かせてくれる。

 演じる役柄は、1966年『魔法使いサリー』主人公・夢野サリーの弟(実弟ではない)・カブ役、1969年『そばかすプッチー』主人公・プッチー役、『ひみつのアッコちゃん』主人公・アッコが飼っている白いメスネコ・シッポナ役、1972年『魔法使いチャッピー』主人公・チャッピーの弟のジュン役、『ムーミン』メソメソ役、1976年『超電磁ロボ コン・バトラーV』天才少年・北小介役、女性型ハーフロボット・ミーア役、『UFO戦士ダイアポロン』チビで威勢のいいやんちゃ少年・松男役、1979年『サイボーグ009』(1979年版)エスパー能力を身に付けられた赤ん坊・001及びイワン・ウイスキー、1983年『銀河漂流バイファム』無口でおっとりした少年・ジミー・エリル役など、女性役や人間以外の動物も演じているが比較的、少年役が目立つ。

 近年では、2005年『映画 ふたりはプリキュアMax Heart2 雪空のともだち』小さいペンギンのような姿をした雛・ひなた役、2009年『ケロロ軍曹』ケロロ母役、2010年『けいおん!!』主人公・平沢家の隣に住んでいる老婦人・一文字とみ役などを演じる。声優・ナレーション以外の活動では、コスモス短歌会に所属し、平成14年に「第一歌集『宇宙霧』上梓」を出版している。

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