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朴槿恵大統領罷免 暴発! 韓国で暗躍する北朝鮮SEXスパイ

 親友の国政介入問題を巡って韓国の朴槿恵大統領の弾劾訴追を審理していた憲法裁判所は3月10日、弾劾を正当と認めて罷免を決定した。現職大統領が弾劾で失職するのは韓国憲政史上初めてだ。今後行われる大統領選は5月9日が有力視されている。それまでの空白期間内に、有力大統領候補者の暗殺やクーデターなど不穏な動きも予想される。
 「判決を支持する野党勢力のデモ隊は歓声を上げ、一方の大統領支持派は怒り狂って暴徒化し、3人の死亡が確認されるなど大荒れとなりました。韓国の野党勢力と連動する北朝鮮は、異例の速報で朴大統領失職を伝えたほどです」(在韓日本人ジャーナリスト)

 歴史は繰り返すというが、韓国大統領の末路は哀れという他ない。李承晩初代大統領などは自国民を虐殺し、最後は命を狙われハワイに亡命している。朴前大統領とて特権を失った今、特別検察官の捜査チームから引き継いだソウル中央地検から起訴に持ち込まれる公算が大きい。逮捕される可能性すらある。
 「警察当局は最高レベルの『甲号警戒令』を宣布し、厳戒態勢を敷いて左右両派の衝突を防いでいます。5月までに選挙を実施すれば、反米左派の文在寅『共に民主党』前代表が大統領に当選する可能性が高いが、文候補も過半数の支持を得ているわけではなく、危機感が募る保守が黄教安首相兼大統領代行に一本化すれば、逆に野党は分裂選挙になります。何しろ弾劾を支持した国民の70%は、同じく財閥解体を望んでいます。GDPの2割を稼ぐサムスンのトップを逮捕し、依存度が突出する中国からは『なくてもいい国』と最後通牒を突き付けられ、明日にでも路頭に迷いかねない国ですからね。未来を予測するのは困難です」(韓国ウオッチャー)

 米国政府は韓国政府に対し『THAAD(高高度ミサイル防衛システム)の配備を認めないのなら韓国防衛に責任は持てない』と通告している。文大統領が誕生すれば間違いなく米韓同盟に亀裂が入り、在韓米軍は撤退するかもしれない。
 「文が大統領になれば北朝鮮も大喜びですが、『中国様の犬になります』となりふり構わず中国の言いなりにもなるでしょう。そうなれば朝鮮半島は黙っていても手に入り、だからこそ暗殺された金正男の息子・ハンソルを米国か欧州に手放したのではないかとも思えます」(日本在中国人ジャーナリスト)

 それにしても韓国は金大中・廬武鉉政権の10年余で左派が政官はもとより軍や司法、警察にまで進出した。慰安婦像を建てまくる韓国挺身隊問題対策協議会などはその最たる存在だ。彼らの一部は、北朝鮮の国家保衛省(秘密警察)や組織指導部、偵察総局(工作機関)などの諜報機関から男女を問わずハニートラップを仕掛けられ操られている。
 「韓国には有名な『元正花事件』があります。金正日総書記の指示により、2000年ごろ脱北者の中に工作員を潜入させる対南工作が開始され、元正花も脱北者を装い韓国に潜入、韓国軍の士官や脱北者団体の幹部関係者ら7名と肉体関係を持ち、軍の情報や要人の情報を流していました。また、2014年にマレーシアのクアラルンプール国際空港の警察執務室での取り調べを受けた美人工作員、リャン・スニョの北朝鮮政府発行の旅券情報には『日本生まれ』と記入されていました。彼女はマレーシアと北朝鮮の合弁会社の責任者ですが、45万ドル以上の現金を無申告で北朝鮮籍の2人の男と国外に持ち出そうとして拘束されたのです。彼女はいわゆる『ブラックメンバー』です」(前出・ウオッチャー)

 北朝鮮では国民全員が工作員としてミッションに協力させられており、本物の工作員との違いはスパイとして専門教育を受けたかどうかくらいの差しかない。工作員はハニートラップを仕掛けるような『ブラックメンバー』と『ホワイトメンバー』に分けられる。
 「ホワイトメンバーは正男暗殺事件で明るみに出た大使館員など、国家から肩書の与えられた公務員などです。ブラックメンバー及びそのエージェントは正男暗殺犯のように観光客を装ったり、ビジネスマンとしてスパイ活動をしています。いわゆる“喜び組”の中には現地の政府高官らと肉体関係を結んでハニートラップを仕掛ける美人工作員もいるようです。マレーシア警察が、リ・ジョンチョル容疑者を釈放したのも、マレーシア政府高官が北朝鮮から何らかの媚薬を嗅がされているからですよ」(同)

 片や兄殺しの独裁者の国、片や大統領を“絞首台”に引っ張り上げた国。両国がにらみあう朝鮮半島は、中世に戻ったかのようだ。

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