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意外にいろいろなことが出来るおかもとまり

 アイドルと思い込んでいたが女芸人だったようだ。
 いずれにせよ、おかもとまりの必死の芸のアピールが最近すごい。

 21日(火)の日テレ《ものまねグランプリ・ザ・サバイバル》では、お笑い芸人になるきっかけとなったあこがれの人という鳥居みゆきのまねを披露。今夏、大学の勉強そっちのけでずっと鳥居の研究だけにいそしんだ、と本人が言うだけあって、顔も表情もネタの様子もそっくりだ。同じく出演者の鳥居も、素(?)でびっくりした表情を見せる。

 おかもとのHブロックは、青木隆治が18番の美空ひばりを本人との合成の共演で披露、また有吉は地井武男に扮し「一歩1000円の計算でギャラをくれないか」とつぶやいた(註。本当はそんな人ではないらしい。)が、同様に完成度が極めて高かったおかもとは敗れはしたものの、審査員と会場を合わせた得票数が、強敵二人とほぼ横一線という健闘を見せた。

 いっぽう、今月10日放送のフジ《ペケポン》・料理の値段当ての<ターンテーブル>のコーナーには、食べた感想などをうまく伝えられない柳原が一回休みのペナルティーを受け、代わりにおかもとが柳原のレギュラー席に座った。
 背後霊のようにまとわりつく柳原のプレッシャーにも負けず、食材も判別し順調な推理を続けるおかもとに、終始泣きそうだった柳原は結局最後には「レギュラーでいたい」と号泣してしまい、番組は大爆笑に終わった。(この番組での柳原いじりには、ネットで賛否両論のようだが…。)

 放送後の公式ブログでおかもとはやはり、柳原と共演出来た感動とともに「シミュレーションしていた番組」と出演へ向けての努力も明かしている。

 柳原とレギュラーの取り合いを演じるほどの女芸人は正直まったくいない気がするが、おかもとは、アイドル風のルックスと“前向きキャラ”の併せ技で、まだまだテレビ界を沸かすのかもしれない。

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