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インフルエンザの特効薬になるか?新薬「ゾフルーザ」は

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画像はイメージです

 2月9日に放送された『ワールドビジネスサテライト』(テレビ東京系)では、来月に厚生労働省が承認する見通しのインフルエンザ新薬を特集した。

現在、主なインフルエンザ治療薬は、
・タミフル(錠剤)
・リレンザ(吸入薬)
・イナビル(吸入薬)
・ラピアクタ(点滴)
の4種類。

 吸入薬は、子どもや咳が出る人には効果が低いためオススメできないとされている。
また、タミフルも子どもが服用した際、異常行動を起こしたという事例があるため、子どもには処方しないのが通例らしく、現状のインフルエンザ治療薬には課題が多くあるようだ。

 そんな苦しい現状の中、現在、インフルエンザ治療薬の新薬「ゾフルーザ」が注目を集めている。

 従来の治療薬は、ウィルスが細胞の外に広がるのを防ぐ効果があるとされているが、ゾフルーザは、ウィルスの増殖自体を防ぐ効果があり、1回服用するだけでもかなりの効果が期待できるのだという。

 いとう王子神谷 内科外科クリニックの院長・伊藤博道氏は「同じ飲み薬で5日間飲むものと1回飲むものを比較した時に、タミフルが新しい薬(ゾフルーザ)に置き変わっていく可能性はあると思います」とゾフルーザのポテンシャルの高さに期待の声を上げた。

 厚生労働省は来月にもゾフルーザを承認する見通しで、5月ごろには販売が開始されると予想されている。

 ゾフルーザについてツイッターでは「ゾフルーザに期待したいなー。」「ゾフルーザ、承認されたんなら 早く処方されるようになったら いいなぁ」「塩野義製薬の新抗インフルエンザ薬ゾフルーザの登場を期待したいですね。すごい薬です。」といった、待望の声が多く寄せられている。

 従来の治療薬では満足な効果が得られなかった人も、ゾフルーザの登場で、インフルエンザを効果的に治療できるかもしれない。

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