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沢尻会もエリカ様を見捨てた

 前所属事務所からの解雇騒動の行方が注目を浴びる女優の沢尻エリカ(23)。結婚前の全盛期は、その名も「沢尻会」と銘打たれた一大勢力を形成。メンバーには、芸能界の名だたる大物が名前を連ねていたが、今回の騒動では誰も沢尻に“救いの手”を差し伸べない様子。「わがままゆえの自業自得」がその原因と見られる。

 沢尻の所属事務所はマスコミに対して沈黙を貫き、「沢尻が立てた弁護士がかなり強硬な姿勢で交渉にあたり、解雇しかねている」(ワイドショー関係者)と、騒動の長期化もあり得るが、ここで思い出されるのが今や芸能界の“都市伝説”と化している「沢尻会」の存在だ。
 「今思えば、沢尻が女優としてピークを迎えた2006年ごろ。ライバルは、同年代でキャラが真逆の長澤まさみ率いる『長澤会』とされたが、『長澤会』は存在自体が微妙」(写真誌記者)
 メンバーは沢尻と同年代の女性芸能人がメンバーの「女子部」、自分よりも年上のイケメンの男性芸能人がメンバーの「男子部」に分かれていたらしいが、そのメンバーが強力。
 「女子部は主演映画を何本もこなすU、マルチな才能N、既婚者の実力派女優K、テレビで問題発言をしたこともある恋多きA、きわどい水着のCMで注目を浴びるKら。男子部はなんと1軍と2軍に別れ、1軍はイケメン俳優I、女優が妻のK、バツイチのW、2軍は人気お笑いコンビのM、クリエイターとしても才能を発揮するイケメン俳優のI、遊び人俳優のK。女子部のメンバーは徐々に『沢尻に関わるな』と事務所からお達しが出たため、男子部のメンバーと遊ぶことが多くなった」(同)

 メンバーをみると、それぞれがそれなりの大手芸能プロに所属。「沢尻会」の名の下に人を集めていた沢尻の危機とあれば、誰かが“救いの手”を差し伸べてもよさそうだが…。
 「沢尻は彼氏がいないうちは、夜な夜なメンバーを呼び出して遊んでいた。しかし、07年春ごろから高城氏と交際するようになると、高城氏にべったりとなって、メンバーとは全く遊ばなくなってしまった。結局、沢尻会はそのまま自然消滅。メンバーのうち現在も親交があるのは、仕事がなくてヒマな女子部のAぐらい」(同)
 Aも大手プロの所属だが、一時は自らの立場も危うかっただけに、沢尻を自らの所属事務所に“スカウト”するどころではなさそうだが、数少ない親友のようだ。
 「高城氏は年中海外を飛び回っていて、帰国してもヒマな時はAを呼び出したり、都内にある兄が働く飲食店に顔を出していた。解雇騒動が収まったら沢尻は高城氏と海外に逃亡すると言われているから、Aとも疎遠になりそう」(芸能リポーター)
 どうやら、沢尻には「沢尻会」のメンバーを引きつける人望が欠けていたようだ。

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