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国産スーパーカー「大蛇」「卑弥呼」を裏ワザで乗りこなそう

 紅葉ドライブには最高の季節。女性をドライブに誘いたいけどこのポンコツ車じゃ…とお嘆きの男性諸氏に朗報だ。光岡自動車(本社・富山市)の国産最高級スポーツカー「大蛇(おろち、写真上)」「卑弥呼(ひみこ、写真下)」をわずか数万円で“マイカー”にする裏ワザを使えば一丁あがり。

 タネを明かせば、実は同社は10月から両車種各1台のレンタルサービスを開始する。購入するとなれば大蛇は1000万円以上、卑弥呼は495万円以上。いずれも街中で滅多に見かけない希少車種だから、そこいらの外国産スーパーカーより遥かにインパクトがある。料金は当日返却で大蛇が税込み2万5000円、卑弥呼が同2万円。最大2泊3日まで利用できるため、お泊まりの隠密旅行にも最適だ。
 同社がレンタカーに踏み切ったのは「より多くの方に乗り心地を体感してもらうのがひとつ。もうひとつは、オーナーが大事に乗られているためか街中でほとんど見かけず、もうちょっと走る姿での認知度を高めたい」と聞いて納得。ならば遠慮なく走ってあげようじゃないの!

 「これまでの販売台数は大蛇が全モデルで90台弱、卑弥呼が35台。2006年に市場デビューした大蛇は、スーパーカーに負けないデザインと最高時速180キロの性能を誇りながら、誰にでも扱いやすくなっています。昨年12月に市販した卑弥呼は1930年代のスポーツカーをイメージしました。特に50〜60代の方には胸に焼きつくデザインになっています」(同社広報担当・笠原氏)
 10月1日の午前10時から電話予約を受け付け、15日からレンタル開始。大蛇は標準モデル3300cc・5ATで色はスターライトブラックメタリック。卑弥呼はハイプレミアム2000cc・6ATのホワイトパール。同社東京ショールームのみで取り扱われる。
 貸し出し条件は普通免許取得5年以上のドライバーに限られ、すべて禁煙車。サーキット場への乗り入れやチャイルドシートも使用できない。すれ違う車という車から羨望の眼差しで見つめられれば、助手席のオネーちゃんも感極まっちゃうかも!?

 問い合わせは、光岡自動車東京ショールーム(東京都世田谷区桜丘4-26-8)へ。

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