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痴漢容疑のNHK・森本アナ あいまい決着で幕引きか?

 11月14日に強制わいせつ容疑で、警視庁玉川署に逮捕されたNHK・森本健成(たけしげ)専任アナウンサー(47)の態度が、どうにもハッキリしない。

 森本アナは同日午後7時45分頃から同55分頃までの約10分間、東急田園都市線の渋谷〜二子玉川間を走行中の急行電車内で、女性(23)の下着の中に手を入れ、胸を触った疑いがもたれている。

 東京地検は16日午後0時35分頃、「逃亡の恐れがない」として、拘留請求せず、処分保留で森本アナを釈放した。今後は任意で捜査する方向。

 関係者によると、森本アナは「酒に酔っていて覚えていない」とする一方で、「(触ったなら)被害者には大変申し訳ないことをしたと思う。女性や視聴者の皆さまに深くお詫びしたい」と話しているという。犯行については認めているわけではなく、かといって全面否定もしておらず、あいまいな姿勢を貫いている。

 同局には21日昼までに視聴者から、電話、ファクス、メールなどで、約2700件の苦情が届いているという。

 局内での処分については、捜査の進展を見て、決められるもようで、まだ先になりそうだ。

 同局としては、森本アナが容疑を認めてしまうと、体面上の問題がある。このまま、「酔っていて覚えていない」との主張を続ければ、極めてグレーなあいまいな決着となる可能性が高く、同局としては、そういった幕引きを狙っているとみてとれなくもない。

 森本アナが出演していた「おはよう日本」の土日祝は、代打のアナウンサーが担当している状況だが、仮にクビにならなくても、視聴者イメージを考慮して、さすがに画面に復活することはなさそうだ。
(蔵元英二)

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