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ASKA釈放で反省の弁を述べた加藤浩次 完全スルーした宮根誠司

 11月28日に覚醒剤取締法違反(使用)で逮捕された歌手のASKAについて、東京地裁が不起訴とし、釈放された。今回、ASKAに対するテレビ報道では、多くの問題点が指摘されている。

 ASKA釈放を受けて、情報番組の「スッキリ!!」(日本テレビ系)では、司会の極楽とんぼ・加藤浩次が「僕自身も起訴になる方向になると思っていて、発言した部分はある」と振り返り、「この部分についてはしっかりと考えなければいけないと思った」と反省した。

 加藤は、ASKAが逮捕された際、コメンテーターの宇野常寛氏が、ASKAが乗車しているタクシー内の映像が流れることに関して、「視聴率目的で流すテレビもクソですよ。テレビの傲慢」と問題視すると、「覚醒剤という犯罪があっても?」とテレビ局で同映像を流すことを肯定するようなコメントをしていた。そんな経緯があった中での「しっかりと考えなければいけない」という発言だとみられる。

 一方、同じ日本テレビ系列でも、完全スルーを決め込んだのが「情報ライブ ミヤネ屋」だ。放送では、元警察関係者、スポーツ紙デスク、弁護士などが招かれ、「嫌疑不十分」についての説明、また“残るナゾ”として、「なぜASKAは尿の代わりにお茶を入れたのか」などを取り上げた。ただ、そもそも同番組では、ASKA逮捕直前に、芸能レポーターの井上公造氏が、ASKAの創作物であるデモ音源を本人の許可なく流して視聴者から批判されていた。番組終了後に電話取材に応えたASKA本人から、「曲流しちゃだめだって。曲流したらだめだって」と指摘されるも、井上氏は「逆に聞かせたほうがいいかなと思った」と理解に苦しむ言い訳をしている。

 この件について、ネット上では、「相手がASKAであれば何をしてもいいのか」と怒りの声が挙がった。しかし、釈放後の放送で、番組としても個人としても、司会の宮根誠司が触れることはなく、井上公造氏も出演しなかった。

 「加藤はそもそも本業が芸人であるため“素人”を売りにした司会者。なので、問題が起きた時は素直に認める柔軟性を持っている。一方、宮根は一応、局アナ出身。局アナというレベルの立場で、どれだけ“報道”に関わることはできたかは別にして、そこそこ“報道”のことを知っていると自認しているんでしょうし、プライドもあるのでは。そのあたりが二人の対照的な反応となっているんでしょう。ただ、素直に番組での問題を明るみ出さないと視聴者の信頼は得られないはず」(業界関係者)

 今回のASKAの騒動で、番組司会者の資質を垣間見ることができたのは、視聴者にとって、ひとつの収穫かもしれない。

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