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『ひよっこ2』、視聴率2ケタでファンからも高評価 “変わらぬ人気の秘訣”が主人公のセリフに表れていた?

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有村架純

 17年に放送されたNHKの連続テレビ小説『ひよっこ』の続編『ひよっこ2』の第2回が26日に放送され、平均視聴率が10.7%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)だったことが分かった。25日の第1回の11.7%からは1.0ポイントのダウンとなった。

 4夜連続で描かれている本作。みね子(有村架純)と秀俊(磯村勇斗)の新婚生活と、登場人物たちのその後を描いている。第2回では谷田部家で花の出荷を手伝っていた宗男(峯田和伸)が東京にやって来たり、乙女寮の仲間たちが集まって同窓会が開かれる場面もあった。

 ファンが多いということもあり、今回の1年半ぶりの復活に放送前から期待が高まっていた本作。変わりのないほっこりとした雰囲気に「出てくる人がみんないい人で見てると本当にほっとする」「ストーリーに無理がないし、安定して面白い」「笑いどころとほっこりするところをバランスよく作りこんでいて誰が見ても安心できる“ザ・朝ドラ”だよね」といった声が集まっている。

 「『ひよっこ』ファンが多い理由のひとつに、“普通の人”が描かれているということが挙げられます。第2回の放送でも、みね子が『私もね、秀さんも、地味な人なんだよ。普通なの』と言い、面白い人や変わった人に憧れる気持ちはあるものの、『つまんないから、面白くないからコツコツ努力するしかない。そして、そういうところが好き。だからすごく幸せ』とのろけるシーンもありました。朝ドラヒロインといえば、トリッキーな女性や先進的な考えを持つ女性が描かれることも多くありますが、『ひよっこ』は普通の人が普通の生活を営んでいる様子が多く描かれています」(芸能ライター)

 とはいえ、みね子が上京したそもそもの理由は父親が記憶喪失になって行方不明になったというヘビーなもの。また、『ひよっこ2』でも、近所のラーメン店がインスタントラーメンの台頭で売り上げが落ち、乙女寮の同僚たちも会社のセクハラ・パワハラ問題や実家の毒親に悩まされるなど、それぞれが苦悩を抱えている。

 「しかし、そういった苦悩について悩んだり怒ったりしながらも、登場人物たちは必要以上に自身の境遇を嘆いたりせず、普通の生活を普通にこなす様子が描かれています。生きる上で当然生じる個々の悩みを持ちながらも、友人や家族と楽しく生活する登場人物たちの姿に多くの視聴者は惹かれているようです」(同)

 朝ドラの続編としては11年に放送された『どんど晴れスペシャル』以来8年ぶりとなる本作。第3回、第4回も楽しみにしたい。

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