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2か月も続いた喀血、原因は喉に寄生した巨大な“ヒル”! その侵入経路に悲鳴

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 2か月間、原因不明の喀血に悩まされていた男性の喉に10cmのヒルが寄生していたことが発覚。ヒルが体内に入った経緯に、ネットでは恐怖の声が上がっている。

 2月25日、中国の男性の喉から長さ10cmのヒルが取り除かれたと『Mirror』が伝えた。男性は2か月前から、喉の痒みや喀血について医者に相談していたが、症状が治まらなかった。ついに専門医に相談し、内視鏡検査をしたところ、気管に住み着いたヒルを発見したとのこと。ヒルはよく動き、取り除くのが困難だったため、鎮静剤で落ち着かせる必要があったという。

 被害者の男性は田畑の多い地区に住んでおり、生水を加熱せずに飲むことがあった。そのため、ヒルは卵の状態で生水と一緒に摂取されたと考えられているという。ヒルの卵は気管の中で孵化し、2か月もの間、気管の血を吸い続け、10cmものサイズまで成長したようだ。専門医は地元の住民に、安全のため生水を飲む場合は必ず沸騰させるようにと注意していると、同記事では報じている。

 この事件についてネット上では、「喉にヒル… 怖えぇぇ」「そんなことになるのなら水道水がええわ」「生水をたびたび口にしていたら喉にヒルが寄生して2か月も苦しんだんだそうな。生水怖いな」などと、生水に対する不安の声が挙げられている。

 生水を通して体内にヒルを住み着かせてしまった例はこれだけではない。

 『DailyMail』によると、今年の1月にはベトナム人の女性の喉から長さ15cmのヒルが発見されたという。この女性は湧き水で体を洗うことがあり、3か月間にわたりヒルが喉で成長していたと考えられている。また、『Live Science』は、2014年10月にスコットランド人の女性の鼻から7.5cmのヒルが発見されたと伝えた。この女性はベトナムに旅行中、生水を飲んだり、泳いだりしていた。その頃から、鼻に入り込んだヒルが原因で鼻血が頻繁に出るようになったという。

 生水からヒルが体内に侵入し、長期間にわたり住み着くことは東南アジアでは珍しいことではないようだ。しかし、喉などに入り込んでしまったヒルは、発見し、除去するのは困難で時間がかかる。日本でも湧き水や井戸水など、生水を飲む地域もある。また、海外旅行で生水に触れたことがある人もいるかもしれない。いずれにせよ、生水には十分気をつけたほうが良さそうだ。

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