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噂の深層 黒田勇樹と中村瑠衣の離婚騒動がイマイチ盛り上がらない理由

 元俳優の黒田勇樹と、妻で歌手の中村瑠衣の離婚調停が12日、東京家庭裁判所で始まった。黒田も中村も互いに相手から家庭内暴力(DV)を受けたと主張し合っているだけに、一筋縄では解決しそうもない。

 ところで、離婚にDVと聞いて思い出すのが、昨年ワイドショーのネタを独占した高嶋政伸と美元のドロ沼離婚裁判だ。

 「裁判がドロ沼化するほど、マスコミは二人に食いつくようになりました。とくに美元は、高嶋と結婚するまではタレントといいつつもその実績はほぼゼロだったにも関わらず、あらゆる週刊誌・ワイドショーに取り上げられられたことで、その名は一気に全国区になりました」(スポーツ紙記者)

 無名タレントだった美元を一躍有名にさせた離婚裁判。ところが、黒田・中村の離婚騒動はというと、これがイマイチ盛り上がっていない。

 その理由を物語るような、こんなエピソードがある。

 「黒田はトークイベントなどファンの前では『今までずっと黙ってきたけど、本当は嫁に全身火あぶりにされたこともある』などと夫婦げんかの真相を暴露。『本当は真実を世間に喋りたくて仕方ない』と豪語するのだが、ある芸能記者がイベント終わりに直撃取材を試みたところ、黒田が返してきた答えが『やめてください。僕、芸能人じゃないんで』。これには記者も絶句したそうです」(同)

 つい先日も、映画館で映画を鑑賞した後、フジテレビの情報番組『とくダネ!』のスタッフに直撃取材を受けた黒田は「本人の許可を取らずに撮影してる」と憤慨。その一部始終を録音しYoutubeに公開したばかりだ。

 「一時は自身のブログで『今後は真実を明らかにするためできる限り取材等お答えしていく所存です』とマスコミに対して取材歓迎の宣言をしていたにも関わらずです。“ハイパーメディアフリーター”を自称して芸能人と素人の間を都合良く行き来する彼の態度を大手マスコミはすでに冷めた目でみています」(同)
 
 DVの真相は今後、法廷の場で明らかになっていくだろうが、黒田と中村の二人はこの騒動が売名行為ではないことを態度で示していく必要がありそうだ。(明大昭平)

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