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「放送ギリッギリ」? “犬ドッグ”だった板尾創路、『ごっつええ感じ』の裏話を語る

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板尾創路

 25日深夜に放送の『板尾壇(談)』(テレビ埼玉)で、壇蜜が板尾創路に質問攻め。ダウンタウンを中心に結成された「エキセントリック少年ボウイオールスターズ」などについて、濃密なトークが繰り広げられた。

 『板尾壇(談)』は、板尾創路と壇蜜がダラダラと思いつくままに、時に雑誌をパラパラとめくりながら進行するゆるいトーク番組。この日は、壇蜜が『ダウンタウンのごっつええ感じ』(フジテレビ系・1997年11月に番組終了)で放送されていた「エキセントリック少年ボウイ」が大好きだったと告白。今から20年以上も前の“珍ソング”に触れられた板尾は、懐かしそうに当時を振り返った。

 「エキセントリック少年ボウイオールスターズ」とは、架空のキャラクターである少年ボウイ(浜田雅功)、犬ドッグ(板尾創路)、鳥バード(今田耕司)、エテモンキー(蔵野孝洋<現・ほんこん>)、ニイハオ(東野幸治)、カーボウイ(松本人志)からなる、お笑い芸人で結成された歌手グループ。

 1997年に発売されたシングルCD『「エキセントリック少年ボウイ」のテーマ』は、50万枚を売り上げるヒットを記録した。また、物語本編がないにもかかわらず、特撮ヒーローやヒーローアニメを思わせるパロディソングと異色のキャラクターが話題となった。

 番組の中で壇蜜が「(設定や歌詞は)誰が考えたんですか?」と質問。すると、板尾は「松本さんを中心にみんなで…」と、浜田以外の“ごっつええ感じ”出演者と作家陣が一緒になって歌詞を作っていたことを明かし、「楽しかったですね」と笑顔を見せた。

 板尾の相方、蔵野(130R)が“エテモンキー”だったことに話が及ぶと、壇蜜は「犬ドッグ、鳥バード…なのに、モンキーは“エテ”って!」「ギリッギリですよ、放送!!」と爆笑。この後、2人の矛先は東野扮する“ワケありの中国人女性”ニイハオは少年ボウイのお父さんの元愛人、という裏設定の話に。今はフリーだがボウイと同棲中という情報を、まるで複雑な親戚筋の説明でもするかのように板尾が補足していた。

 シリーズ第二弾である「日影の忍者勝彦オールスターズ」の「日影の忍者」という“珍ソング”でも、板尾は、飼い主・勝彦にまったくなつかないネコ“猫忍”に扮している。板尾は、 “ごっつええ感じ”が放送されていた時期から終了後の音楽番組への出演を含めた数年間を振り返り、「週に一度は着ぐるみ着てたなぁ」と、 “着ぐるみ三昧”だった日々に感慨深げ。壇蜜は興味深そうに頷いていた。

 2011年の11月に放送された「松本人志大文化祭」(NHK BSプレミアム)でも、板尾は“ごっつええ感じ”のコント収録が半日では済まない日も多かった、と述懐している。それだけに、着ぐるみを着ていた頃の記憶は、板尾のお笑い人生にとって掛け替えのない濃密な時間だったのだろう。

 「日影の忍者」の歌詞は印象的なフレーズばかりだが、セールスが芳しくなかったようで以降は続かなかった。番組内で、壇蜜が「何ですか“半生手裏剣”って?」と歌詞について尋ねると、板尾は「いや、わかんないです」と苦笑い。続けて板尾は、「ちょっと焼く前のクッキーみたいな…」と適当な言葉でつなぎ、髪をかき上げていた。

 CDが売れない時代ではあるが、今後も悩みを吹き飛ばしてくれるようなコミックソングの誕生に期待したい。

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