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心理的に追い込まれていたASKA容疑者

 覚せい剤取締法違反(使用)の疑いで逮捕された歌手のASKA容疑者が身の危険を感じ警察に相談していたことを、発売中の「フラッシュ」(光文社)が報じている。

 同誌によると、ASKA容疑者が恐れていたのはある暴力団幹部とその組織。ASKA容疑者は14年5月に覚せい剤で逮捕されたが、その3か月後、ASKAにクスリを売ったとして暴力団の幹部が逮捕され、組員も芋づる式に逮捕されたため、組織は壊滅寸前に。翌年5月、その幹部には懲役6年、罰金200万円などの重い判決が下っていた。その幹部の裁判に出廷したASKA容疑者は「この人からもらいました」と証言。売人をあっさりバラすという“ルール違反”を犯したASKA容疑者だけに、暴力団関係者から狙われていることを自覚し警察に相談。警察の保護対象者になっていたというのだ。

 「ASKAにクスリを売っていたのは『新宿の薬局』と呼ばれていた暴力団。警察は以前からマークしていたものの、なかなか叩けなかったが、ASKAの証言をきっかけに徹底的に追い込むことができた。今回、ASKAはその組織の残党から薬物を購入したとされているが、組織の中でASKAを恨んでいる元組員も多いはず」(週刊誌記者)

 逮捕から1週間以上経過したASKA容疑者だが、いまだに薬物使用を認める供述をしたという報道はなし。4日放送のフジテレビ系「Mr.サンデー」によると、ASKA容疑者の父親は取材に対して、「母親ががんで入院しとるの。だから何日も見舞いに帰っている。覚せい剤をやったらどうなるか、アレ(息子)が一番知っとる。(覚せい剤使用は)100%ない」と話していたという。

 ASKA容疑者が再び薬物に手を染めてしまった動機や入手ルートについてどう供述するかが注目される。

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