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小塚桃子ゴルフ連載(25)第五部・ゴルフシーズン突入「ゴルフ場の花粉編」

 3月、ゴルフシーズン突入! 陽気と共に気分が高まりますね。

 ただ、この時期だからこそ、悩まされる問題もあります。それはスギ花粉。毎年2月末から5月のGW終わりまで、「クシュン、クシュン」…この時期のゴルフ場は日本全国、花粉がすごいです。

 事実、花粉症を患っている私の友達は大変。実際にあった話ですが、数年前、この友達と春季にゴルフに行った際、いつもは冷静な彼女がこの日は花粉に悩まされてボロボロ。1ホール目からズタズタだった彼女ですが、10ホール目に差し掛かり、目がもの凄く腫れあがりました。この時点で限界でしたが、プレーを続行。そして15ホール目…もう、どうにもならない状態で遂にリタイア…その後はカートの運転係として、最終ホールまで同行することになりました。

 彼女はスタート前から涙と鼻水が止まらない状態でした。こうなると集中力は皆無。好スコアは全く期待出来ませんね。とにかくボールを打つ事で精一杯です。

 因みに私はというと、ブタクサとヨモギのアレルギーがあります。その為、5〜6月は声が出ないときがあります。スギ花粉の症状とは異なるため、ゴルフそのものには支障は出ません。いや…私が静かになる事で(私も含め)パートナーが淡々とプレー出来ます。スコアが良くなるという「効果」が望めるかもしれません…。

 次に、この時期のゴルフ場について−−。

 ゴルフ場もスギ花粉の影響が顕著に出ます。グリーンはこの時期、スギ花粉で黄色い膜が張っている様な状態です。当然のことながら、膜は花粉。本当に凄いですよ。

 ラッキーなのは、この花粉のお陰で芝が読める。というのは花粉の上をボールが通過。するとそこだけ花粉が取れるので道が出来ます。前の組が残してくれた「足跡」を利用出来ると言う訳です。

 冬場は霜が降りるので、霜でも「足跡」が出来ます。が、こちらは気温が上昇すると霜が解凍され、グリーンがグチャグチャになり「足跡」は姿かたちが無くなります。そう考えると、花粉シーズンだけの特権と言っていいでしょう。

 昨年…14年12月は0回。15年1月が0回。2月は1回。3月は6回(予定)…数字からも分かる通り、私にとってのシーズンインが3月。12〜2月までは寒く、ボールが飛びません。これは結構辛いです。そればかりか足が寒く歩くことも困難。とにかく頭の中は「寒い」という一言のみ。大変です。

 3月になると気分がいいのでカートを使わず、ひたすら歩きます。暖かいので身体が良く回り、ボールが飛ぶ。3月下旬過ぎからはスコアがグッと良くなってきます。

 私同様、友達も冬はゴルフをしません。友達がゴルフに行かないと私も足が遠のく。それが3、4月になると一変。こちらから積極的にゴルフを誘う様になります。とにかく花粉症の方にとって、この時期は大変である事は間違いありません。完全防備のメガネを着用。口にはマスク…ここまでやっても辛いのですから…。

 スギ花粉、海外には無いので花粉症の方は海外遠征がおススメ!?

*写真:カメラマン須田卓馬

小塚桃子オフィシャルブログ「季節はずれのももリンダ」 http://ameblo.jp/koduka-momoko/

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