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密かに“パチンコ長者”だった倖田來未

 歌手・倖田來未が今月8日に2作同時発売した最新アルバム「W FACE〜outside〜」と「W FACE〜inside〜」が、3月20日付オリコン週間アルバムランキングで1・2位に初登場した。

 女性ソロアーティストがオリジナルアルバムで1・2位を独占したのは、故藤圭子さんが「新宿の女/“演歌の星”藤圭子のすべて」と「女のブルース」の70年7月27付のランキングで記録して以来、46年8か月ぶり2人目の快挙となったのだが…。

 「1位になったとはいえ、発売初週の売り上げはそれぞれ2万枚程度。ほかに強力なライバルの新作の発売も、ロングセラーでヒットしているアルバムもなかったのでたまたまタイミングが良く1、2フィニッシュの快挙となった。レコード会社もほとんどプロモーションをしていなかったのでラッキーだったのでは」(レコード会社関係者)

 そんな倖田だが、爆発的な人気を誇っているのが全国のパチンコホールだというのだ。

 「倖田の機種は07年に1台目が発売されたが、今年2月に発売された『CR倖田來未5』で5台目。これまで数々の有名歌手たちがパチンコ台を発売しているが、5台目まで行ったのは倖田のみ。パチンコ台のロイヤリティーだけで1億円以上を稼いでいるのではと言われている」(パチンコ業界関係者)

 同機種に使用されている倖田の楽曲は、ブレークのきっかけとなった「キューティーハニー」、レコード大賞受賞曲「Butterfly」、バラードの名曲「you」など新規に使用された曲6曲を含む全16曲だが、ここまでホールで倖田の機種がもてはやされた理由とは?

 「ファン層のマイルドヤンキーがパチンコ店に足を運ぶ客層とかぶったのがヒットした理由。おそらく、この先も新機種が発売されるのでは」(同)

 一家の“大黒柱”としての稼ぎは安泰のようだ。

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