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ドラフト裏スクープ 孫・ソフトバンクがレッドソックス買収&花巻東・大谷強奪計画(2)

 今年8月にイチローがヤンキースに移籍したことで、一部では「任天堂アメリカが筆頭オーナーを務めるマリナーズを買収するのでは」という憶測も流れたが、ここにきてソフトバンクが電撃的にスプリント社を買収したことで、よりビッグチームの買収説が囁かれているのだ。
 「噂されているのが名門中の名門、ボストン・レッドソックスです。地元の有力経済紙がレッドソックスが球団売却を検討していると報じたのが発端です。筆頭オーナーのジョン・ヘンリー氏はいまのところ否定しています。しかし、投資家グループの中には今季のレッドソックスがア・リーグ東地区の最下位になったことで球団維持に興味を失いかけているのは確か。ヘンリー氏自身、先物取引や投資ファンドで巨額の富を築いた男だけに、2001年に総額7億ドルでレッドソックスを買った以上の超高額で売却できれば、身売りの可能性は十分ありますよ」(在ニューヨークの日本人投資顧問)

 今、メジャー球団は投機のブームに沸いている。今年5月には米プロバスケットボール(NBA)で活躍したマジック・ジョンソン氏らの投資家グループがドジャースを20億ドル(約1600億円)で買収した。もちろん、史上最高額。
 一方、ヤンキースのハル・スタインブレーナーオーナーも球団売却を検討した時期があり、当時、報道された金額が30億ドル(約2400億円)。レッドソックスも同額が予想され、ジョン・ヘンリー氏が商行為として売却する可能性はあるのだ。
 「今年、レッドソックスの本拠地球場のフェンウェイ・パークが開場100周年を迎えたことで一つの区切りが出来た。そのせいか、最近のジョン・ヘンリー氏は'10年に買収したサッカーの英プレミアリーグの名門リバプールの方に興味が移っているといわれ、レッドソックスの売却益でリバプールの強化を図りたいのでしょう。2400億円規模の球団買収などそうそうないが、世界一のモバイル会社を狙うソフトバンクなら算盤が合う。スプリント社の購入に比べれば、手付き金のような額ですから」(前出・同)

 現在、レッドソックスには移籍金60億円で獲得した松坂大輔、日本のドラフトを拒み'08年に3年総額400万ドル(約3億2000万円)で入団させた田沢純一が所属している。今季はソフトバンクでプレーした岡島秀樹も復帰予定。
 「松坂は放出要員ですが、知名度、話題には貢献した。さらに、10月25日のドラフト会議にも注目しています。目玉選手の大谷翔平投手(花巻東)も契約金に上限を設けないメジャー挑戦を表明した。すでに米国の5球団からオファーがあり、下馬評ではドジャース入りが有力視されているが、まだ流動的。レッドソックスを選択するようなことになれば、ソフトバンクのレッドソックス買収はほぼ決まったも同然とみていい」(球界関係者)

 メジャー球団買収でも“孫”しない?

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