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親の七光を封印しても輝く横須賀での小泉人気

 神奈川11区に立候補している小泉純一郎元首相の次男、小泉進次郎氏(28=自民)が20日、公示後初の街頭演説を行った。聴衆は50人足らずしかいなかったが、小泉氏は揚々としゃべり始めた。

 冒頭で「今回の選挙で私の父も、私の兄も応援には入りません」と親の七光の封印を宣言。その後は「私があえて皆さんの一票を下さいといわない理由。それは皆さんから預かった横須賀・三浦をもっと良くして皆さんにお返ししたいからです。下さいという言葉ではなく、お預けください」と公約や投票したら何をしてくれるかなどの具体的な話は一切なし。20分足らずで演説は終わってしまった。

 しかし、そこからがスゴかった。街宣車を降りた小泉氏に地元、衣笠中学校の部活帰りの女子生徒が群がる。「キャァー、握手してもらっちゃった」と絶叫。握手した手のひらを嗅ぎ「無臭!」や「湿ってた〜」とまるでジャニーズの追っかけ。「イケメン」と声をそろえる彼女らに選挙権はないものの、未来の有望な支持基盤をすでに手中にしている。また、70代の女性は「ウチはおじいちゃん(小泉純也氏)の頃から代々小泉家なの」と支持層も抑えている。
 一方、世襲批判を武器に戦うのが横粂勝仁氏(27=民主)。小沢一郎代表代行から「小泉家3代の基盤はベルリンの壁のように必ず崩壊する」と太鼓判を押され、猛烈に追い上げる。
 同区にはほかに伊東正子氏(68=共産)、鶴川晃久氏(35=幸福実現)、岩田吉喜氏(50=無所属)も出馬している。(関)

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