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みなさんの前にゾンビがあらわれたら…

 地震や事故のシミュレーション映像を観たことはあるだろうか? あくまでも想定による再現だが、様々な手法を駆使し、実際に起きそうな映像を映しだすので非常に怖く感じる。見終わった後は、心に重く残る。

 今回、ある恐怖の怪物をシミュレーションに組み込んだ画期的な本を見つけたので、紹介しよう。タイトルが衝撃的でつい手にとってしまったのが、『ゾンビ解体新書』(笠倉出版社)。ゾンビハザード究極マニュアルというサブタイトルも、ゾンビ好きにはゾクゾクと来る。

 ゾンビを一言でいうと、「よみがえった死体=不死」だ。偶然なのか必然なのか、突然発生したゾンビが日本を襲った時のシミュレーション内容が非常に衝撃的で、リアルな恐怖を読者に与えるだろう。人によっては夢の中にまで出てくるかもしれない。
 『ゾンビ解体新書』には、時間をかけて検証されたシミュレーションや、数多くのゾンビの資料、歴史等のゾンビに関することを幅広く網羅しているため興味深く読むことが出来る。ゾンビと言いつつ、防災シミュレーションのサバイバル的な要素があり、「なるほど」と唸るような内容が数多く描かれている。

 しょせんゾンビなんて空想上の怪物で、子供だましだ! そんな気持ちは読み進めていくうちに消え失せていくだろう。今、遺伝子技術は驚くほどの進化を遂げ、実際その世界では何をやっているのかまったく分からない。もし、万が一、何かの事故や事件が起こってゾンビが発生したら? と考えるとあながち空想ではないのだ。

 夏の思い出にゾンビ本のメニューはいかが?

※参考文献:ゾンビ解体新書【(株)笠倉出版社】

※文科系忍者記者ドラゴン・ジョー(山口敏太郎事務所)

参照 山口敏太郎公式ブログ「妖怪王」
http://blog.goo.ne.jp/youkaiou

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