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バドミントン女子末綱・前田組 メダル視界に

 オグシオ人気の陰で、スマッシュの精度を高めたバドミントン女子の年の差ペアに見えた、五輪の頂点!女子ダブルス準々決勝で末綱聡子(27)、前田美順(22)組=NEC・SKY=が、世界ランク1位、アテネ五輪金メダルの最強中国組に逆転勝ち、日本勢初のベスト4入りを果たした。あす13日に、世界ランク4位の韓国ペアとの準決勝に挑む。

 世界ランク1位といえど、おくすることはなかった。07年マレーシアオープンで、あと1点のところまで追い詰めていたからだ。前田はその時の状況を、鮮明に記憶している。
 「1点の重みが分かりました。でも(アテネ五輪後)ラリーポイントにルールが変更になって、(もう1度対戦すれば)勝てるチャンスはあると思ってました」
 待ちに待ったリベンジのチャンス。しかし、やはり世界ランク1位の実力はケタ違いだった。しかも舞台は北京。
 「加油!加油!」(頑張れの中国語)と応援は中国組へのものばかり。完全アウエーの中、第1セットを簡単に取られ、2セット目もリードを許す。あと3点取られればゲームセットというところまで追い込まれていた。しかし、このセット粘って取り、勢いに乗った。
 ペアを組んだのは、4年前。ふたりを見たNEC・SKYの今井彰宏監督は「世界を狙うには、このふたりしかいない」と直感。その後は、さながら武者修行のために世界を転戦することに。
 昨年の世界選手権で3位に入るなど、脚光を浴びるオグシオの2番手に甘んじていたふたりが頭角を現したのは、6月のインドネシアオープン。五輪、世界選手権に次ぐハイレベルのこの大会で、日本勢初の準優勝。
 7月の全日本実業団選手権では、3年ぶりにオグシオにも勝って優勝。バドミントン関係者が「秘密兵器」と期待してきたペアの成長した姿が、そこにあった。
 中国ペアに勝った瞬間、コートに突っ伏して喜びを表現した。
 観客席から声援した今井監督は「ここにきて、あれだけの相手に勝った。ほんとうに、あいつらはすごい」。
 しかし、ふたりはすでに次戦を見つめている。
 「ここまできたら、メダルを狙いたい」
 末綱のその言葉に、前田がうなずく。世界一を破っているだけに首にかけるのは、もちろん金メダルしかない。

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