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一発逆転! 仲町通のここが抜きどころ(6/28) 夏至S

◆東京11R 夏至S

◎トロワボヌール

 トップハンデは、前走で現級勝ちのクラージュドールの57.5キロ。休み明け2戦の連勝内容を考えると妥当なハンデと言えよう。追い込んで突き放す勝ちっぷりは豪快そのもの。休養前はモタモタしていたが、今は、外へ出せれば確実に脚を使えるようになった。東京の長い直線は間違いなく味方になるはずで、ここも大きく崩れることはないだろう。勝って同条件、連勝の軸馬には最適だ。

 単勝の魅力は、昇級初戦ながら54キロとやや見込まれた感はあるものの、今回と同じ舞台で1000万を連勝したトロワボヌール。ダート戦は、(1)(2)(1)(1)着と底を見せておらず、脚抜きの良い軽い馬場だったとはいえ前走のレコード勝ちにはポテンシャルの高さを感じさせた。昇級&牡馬相手でも見劣りはしないだろう。

 他では、ワンパンチ足りない印象は否めないが、現級で安定した成績を残しているタナトス。もともと左回りはスムーズな競馬をするので東京に替わるのはプラス。

 骨折休養明けのタマブラックホールも現級の上位常連。仕上がりにもよるが、消耗戦になるようだとこういった底力のある馬も浮上する。

【馬連】流し(14)軸→(5)(7)(11)(16)
【3連単】フォーメーション(5)(14)→(5)(14)→(7)(11)(16)

<プロフィール>
仲町通(なかまち・とおる)
在京スポーツ紙の競馬記者として美浦・栗東トレセンに足を運ぶこと20年。厩舎関係者への綿密な取材の下、穴党として数多くの万馬券ヒットの実績を持つ。この春、フリーとして転身。本名非公開。

※出馬表などのデータは、必ずJRA公式発表のものと照合し確認してください。

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