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映画化実現もまだ謎?『コンフィデンスマンJP』最終回も小ネタ満載 脚本家が裏話を披露

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長澤まさみ

 月9ドラマ『コンフィデンスマンJP』(フジテレビ系)が11日に最終回を迎え、平均視聴率が9.2%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)だったことが分かった。

 「コンゲーム(信用詐欺)」をテーマに、主人公・ダー子(長澤まさみ)、ボクちゃん(東出昌大)、リチャード(小日向文世)の3人が「コンフィデンスマン(信用詐欺師)」として毎話、各業界の大物たちを騙し、大金を手に入れる様子を描いた本作。毎回大どんでん返しが待ち受けるストーリーはもちろん、秀逸な小ネタも評判となり、ネット上で話題を呼んでいた。

 そんな中、最終回のゲストとして登場したのは佐藤隆太演じる中国系マフィア・鉢巻秀男。父親が「子犬」と呼ばれたコンフィデンスマンからだまされたことに、鉢巻は恨みを持っていた。ダー子たち3人の中に「子犬」がいると考えた彼は3人の過去を暴き、3人の資産計15億円を強奪。さらには銃で3人を殺害してしまったのだ。

 しかし、これらもすべて3人が仕掛けた罠。3人は拳銃を弾が入っていないものにあらかじめすり替え、罠を張って殺されたフリをした。3人は鉢巻のネット銀行に不正にアクセスして15億円を取り戻し、さらに鉢巻があらかじめ口座に入れていた15億円をだまし取ったのだ。

 また、今回も視聴者の間では小ネタが話題に。例えばダー子の使っているネット銀行の名前「ことぶき銀行」は、佐藤が2016年に出演したドラマ『ナオミとカナコ』(フジテレビ系)で佐藤が演じた銀行員の勤め先と同名だった。また、最終話のストーリーが1話より以前の出来事であることが3人のセリフを通じて明らかにされた。最終回であるにもかかわらず、時系列から言えば「0話」だったことに視聴者は後から気付き、驚きの声が上がった。4日の第9話で映画化が告知されたものの、最終回で告知がなかったのは、第9話が実質的な最終回だったからではないかと予想する視聴者の声もある。

 脚本を務めた古沢良太氏は11日、自身のブログを更新。『コンフィデンスマンJP』について「楽にできる仕事なんて一つもないけど、これは本当に難しかった。一時期はやり始めたことを心底後悔してました」とコメント。企画を立ち上げたのは2016年秋頃だといい、1年かけて脚本を書きためていたことなど裏話も明かした。

 さらに「皆さんの感想に励まされたり、褒められたり、けなされたり、視聴率に一喜一憂したり、すべて含めて、自分の書いたものが放送されているクールというのは、本当に幸せな三か月だなと改めて思いました」と視聴者に感謝。ネット上で「本当なのか」「実現するのか」と議論を呼んでいる映画化についても触れ「映画はあるのかどうか、真実はわかりませんが、もしダー子から招集がかかったら全国の子猫ちゃんたち、集まってくださいね」と、お茶目に呼びかけた。

 細部まで練られた脚本や演出が毎話話題となった本作。本当に実現するのか、謎に包まれている『コンフィデンスマンJP』の映画にも期待したい。

記事内の引用について
古沢良太公式ブログより https://note.mu/kosawaryota

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