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松井珠理奈も代表入り!? 新日本プロレス“タグチジャパン”に大ブレイクの予感!

 新日本プロレス田口隆祐率いるタグチジャパンの人気が沸騰中だ。

 1.5後楽園ホール大会にて、棚橋弘至、中西学との即席トリオで、前日1.4東京ドーム大会で王座を奪還したばかりのロス・インゴベルナブレス・デ・ハポン(L・I・J)からNEVER無差別級6人タッグ王座を奪取。試合後、棚橋が「何かチーム名を決めよう」と田口に提案すると、1.27後楽園大会から田口を監督とするタグチジャパンが始動した。

 NEVER無差別級6人タッグ王座は2.11エディオンアリーナ大阪大会で、L・I・Jに再び奪われてしまったが、田口監督がIWGPジュニアヘビー級王者高橋ヒロムに挑戦表明。3.6大田区総合体育館大会で行われたタイトルマッチでは、敗れはしたものの必殺のアンクルホールドを巡る攻防でファンを熱狂させた。試合後にはKUSHIDAが「監督の仇はオレが獲る」とヒロムに挑戦をアピールするなど、パートナーだった棚橋、中西だけではなく、他の選手にもタグチジャパンの輪が広がりはじめている。そんな空気を察したのか、田口監督はSNSを通じて【タグチジャパン通信】なる発信をしはじめた。

【タグチジャパン通信】3/14現在
監督
田口隆祐

A代表
棚橋弘至
中西学

招集
SANADA(返答待ち)
オカダ・カズチカ(辞退)

強化指定
ハリウッドJURINA
KUSHIDA

外国人枠
エルガン
ドラゴンリー
ジュース
フィンレー

 ハリウッドJURINAとは、テレビ朝日系列で放映中のドラマ「豆腐プロレス」でSKE48の松井珠理奈が演じているプロレスラー。松井は1.4東京ドーム大会を観戦してから、新日本プロレスの大ファンになり、SNS上で田口監督のオーマイ&ガーファンクルポーズを披露。これが田口監督の目に止まり、勝手に代表に招集されてしまった。また、タグチジャパンは新日本内のユニットに関係なく招集する方針を打ち出し、CHAOSのIWGPヘビー級王者オカダ・カズチカをSNS上で招集したが、オカダは「タグチジャパンでは100%の力を発揮できないと思うので辞退させていただきます」と丁重に辞退。すると田口監督は…

3つ言わせてください

1つ
とても残念な返事です

2つ
69%の力を発揮してくれれば充分なんですがどうです?

3つ
やっぱりタグチジャパン入り希望というならいつでもウェルカムです

4つ
特にありません

 とオカダのマイクアピールをオマージュする形で再オファーするも「タグチジャパンに選ばれることはとても光栄な事ですが、次の防衛戦に向けて今はしっかり休養を取る事が大事だと思っております」と再度断られた。現在はL・I・JのSANADAに狙いを定めているが、SANADAは滅多にコメントを出さないだけに、このまま黙殺される可能性が極めて高い。しかし、こうしたやり取りや、ユーモア溢れる試合後のコメントが、ファンの心を掴んでいるのは事実で、会場でも田口に対して「監督ガンバレ!」という声援が多く飛ぶようになった。入場後にリング中央で決めるタグチジャパンの記念撮影ポーズも徐々に浸透してきている。

 田口は公式サイトのインタビューで「中西さんが復活するキッカケになればいいなと思った」と話しているように、今シリーズはインフルエンザで欠場をしているが、タグチジャパンを結成してから中西のコンディションは明らかに上昇している。また、本来であればチームリーダーを務めてもおかしくない棚橋も、1.4ドーム大会で内藤哲也に、3.11愛知県体育館大会での『NEW JAPAN CUP 2017』はEVILに1回戦負けを喫してしまうなど、昨年から続くスランプから、なかなか抜け出せないでいるが、3.15松本平広域公園体育館大会の試合後に「『NEW JAPAN CUP』中盤の5連戦、公式戦は1回戦で敗退してしまったけど、監督のおかげで、なんとか気持ちを維持してます」と前向きなコメントを残した。これは田口監督の「棚橋さんには、いちレスラー棚橋弘至として再びエースを目指してもらいたい」という気遣いが棚橋にも伝わっている証だろう。

 即席トリオから始動したタグチジャパンだが、田口監督の本気度が浸透してきたこともあり、ファンの支持率も急上昇している。田口監督が勝手に作ってきた「タグチジャパンタオル」も商品化を望む声が多く、グッズが発売されてヒットするようなことがあれば、バレットクラブ、L・I・Jのように、一気に大ブレイクするかもしれない。

 田口監督が考えているタグチジャパンの当面の目標は、NEVER無差別級6人タッグ王座の再奪取。無傷の6連勝でWBC準決勝に進出し、日本中を熱狂させている侍ジャパンのように、タグチジャパンが新日本マットでさらなる熱狂を生み出すことが出来るか否か。田口監督の手腕に期待したい。

(どら増田)
【新日Times vol.60】

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