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前田敦子の韓国趣味に、ネトウヨ層からのバッシングが殺到!

 2011年AKB48総選挙にて、“定位置”の首位に返り咲いた前田敦子。

 人気者ゆえに、支持率ナンバーワンであると同時にアンチの増殖率もナンバーワンであることは、彼女につきまとう宿命の一つともいえる。
 そのバッシングの内容も様々な角度から飛んでくるワケで、「私を嫌いになっても、AKBは嫌いにならないでください!」と、総選挙で1位が確定した瞬間に自虐コメントを発してしまうほど、前田本人も意識が過敏になっているのも確か。

 相変わらず絶えない前田に対する数々のバッシングの中でも、最近特に目立つのが、彼女の趣味・プライベートに対する罵詈雑言だ。きっかけは『女性セブン』(小学館)6月30日号の掲載記事。トップアイドルとして多忙を極める前田を支えるのは、母親の献身的なアシスト…という、ヨイショ気味の内容なのだが、この記事では、母親の影響で前田がK-POPや韓流ドラマ、そして親子での韓国旅行を愛好する“韓国好き”になったことが明かされている。
 実は前田の韓国趣味は一部ではかねてから有名で、「丸一日オフをもらったら」というマスコミの質問に「メンバーの宮澤佐江ちゃんと韓国旅行に行きたい!」と即答するなど、すっかり韓国にゾッコンなのだ。

 ところが著名人がネットで韓国好きを公言すれば、当然ネトウヨ(ネット右翼)層が黙っているハズもなく、集中砲火を浴びてしまうのが世の常。前田もその例外ではなく、「はいはい在日確定」「早く半島に帰れ」などと、根拠もなく“在日認定”されてしまう始末。
 特に2ちゃんねるで顕著であるが、芸能ニュースを始終チェックしているネットユーザーに嫌韓的、民族主義的な書き込みが多い傾向があるのは確かだが、個人の趣味から国籍問題を無根拠かつ無責任に述べるのは、あまりに短絡的。
 注目度の高いトップアイドルにまつわるニュースだからこそ、ネットユーザー個々の情報リテラシー(識別能力)が、いま問われているといえよう。

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