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世界一への貢献が理由?元阪神、オリックスのボーゲルソンがサンフランシスコ・ジャイアンツの球団殿堂入り選手に

 2006年オフに来日し、阪神(2007‐2008)やオリックス(2009)でプレーした投手であるライアン・ボーゲルソン(日本時代の登録名はボーグルソン)。もしかしたら、「そんな選手いたなあ」と懐かしさを感じるファンもいるかもしれない

 日本時代は3年合計で11勝14敗と、思うような成績を残せなかったボーゲルソン。しかし、そんな助っ人右腕が、この度母国アメリカで栄誉の殿堂入りを果たすことになったようだ。

 29日に更新された、サンフランシスコ・ジャイアンツの公式ツイッター。そこには、今回球団から殿堂入り選手として表彰されることとなった3名の選手が刻まれたボードの写真が掲載されているのだが、その中には昨年現役を引退したばかりのボーゲルソンの名前も含まれていた。

 2009年にオリックスを自由契約になった後、マイナーリーガーとして母国に帰還したボーゲルソン。その後、2011年にジャイアンツでメジャー昇格を果たすと、2015年まで同チームでプレーを続けている。

 中でも、特に活躍が目立ったのが2012年。この年のボーゲルソンはレギュラーシーズンで14勝9敗・防御率3.37の好成績を残すと、続くポストシーズンでも4試合で3勝0敗・防御率1.09と大活躍。チームの2年ぶり世界一の立役者となった。ちなみに、この活躍もあってか、ボーゲルソンは翌年の第3回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)のアメリカ代表メンバーに選出されてもいる。

 今回掲載されたボードの中にも、前述のボーゲルソンの活躍はしっかりと記載されている。また、今回同じく選出されたマット・ケイン、ブライアン・ウィルソンの両投手も、それぞれチームの世界一に大きく貢献している。このことを考えると、今回の表彰は世界一への貢献が大きな理由となっているようだ。

 先のツイートにおいて、ジャイアンツは「#ForeverGiant」というハッシュタグを用いている。その言葉通り、ボーゲルソンの活躍もファンの間で永らく語り継がれていくことになりそうだ。

文 / 柴田雅人

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