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「西田隆維の映画今昔物語」 第18幕「天使と悪魔」

 今日のテーマ(映画を観て自分観察)

 ダン・ブラウン著の小説「ダ・ヴィンチ・コード」に引き続き「天使と悪魔」もロン・ハワード監督により作品化されました。原作では「天使と悪魔」がシリーズ第一弾、続編が「ダ・ヴィンチ・コード」でありますが、映画では「天使と悪魔」が続編となっております。前回に引き続きロバート・ラングトン(トム・ハンクス)が主人公になってます。

 内容はローマでは新しい法王を選出するコンクラーベの真っ最中、新教皇の有力候補4人が揃って失踪してしまいます。そんな中、突然、前教徒の侍従に犯人から電話がかかってきます。かつて科学者を弾圧したキリスト教会に復習する為、一時間に一人づつ新教皇候補の有力候補を殺していく、という内容でした。殺害される場所のヒントをみつけ阻止する為、ハーバード大学の教授であるロバート・ラングトン教授はローマに飛び立ちます。
 前作のダ・ヴィンチ・コードでは先に小説を読み終えていましたので、内容を理解しながら追って行けたので作品自体の見易さ(理解)がありました。が、小説を読んでから映画を観たら「物足らなかった」という、意見もありました。そんな意見もあったので、今回は小説を読まずに映画だけで観賞しました。ストーリー展開は追いやすかったと思います。(もちろん科学的な難しい話は分かりませんでした)今回は、この人が犯人だろうと、途中ではありますが早めの段階で気付けた事で、もう一つの楽しみ方が長く深くできました。それは、犯人としてどういうカラクリで皆を騙しているのか??

 また、言動や行動の違和感が何処にあるのかを以前より深く感じようとしてた自分がいました。以前なら、この人が犯人じゃないのかな? っと、感じても何となくの違和感で、「ナゼ」犯人だと感じ取ったのかを曖昧にしていましたが、今は言葉の大切さ、行動の意味合い等の違和感に理由をつけてアンテナを張って観ています。それが私自身の演技に繋がればもっと嬉しいのですが…(汗)

 時間の経過と共に自分自身に良くも悪くも生活、環境に変化があり、また、何らかの影響から新たな価値観の発見で感じ方や観かたは変わってきます。今日、観た映画を数年後にもう一度観た時、作品内容、台詞、人物は変わらなくとも、どのような気持ちで観て、どのような感想が飛び出すのか、その変化に気付くのも楽しみの一つですね。

監督:ロン・ハワード

原案:ダン・ブラウン

キャスト:トム・ハンクス、ユアン・マクレガー、アイェレット・ゾラー、ステラン・スカルスガルト、ピエルフランチェスコ・ファヴィーノ、ニコライ・リー・カース、アーミン・ミューラー=スタール

<プロフィール>
 西田隆維【にしだ たかゆき】1977年4月26日生 180センチ 60.5キロ
 陸上超距離選手として駒澤大→エスビー食品→JALグランドサービスで活躍。駒大時代は4年連続「箱根駅伝」に出場、4年時の00年には9区で区間新を樹立。駒大初優勝に大きく貢献する。01年、別府大分毎日マラソンで優勝、同年開催された『エドモントン世界陸上』日本代表に選出される(結果は9位)。
 09年2月、現役を引退、俳優に転向する。10年5月、舞台『夢二』(もじろう役)でデビュー。ランニングチーム『Air Run Tokyo』のコーチも務めている。

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