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雨上がり宮迫不倫騒動、ほかの芸人の切り抜け方は?

雨上がり決死隊・宮迫博之の不倫騒動が『週刊文春』に報じられた。これを受けオリエンタルラジオの中田敦彦が『ビビット』(TBS系)において「一言一句ミスれない緊張感を感じた」「笑いで済ませられる時代でもないし、笑いで済まされるレベルでもない」とコメントした。

 確かにコンプライアンスが重視される現在、「女遊びは芸の肥やし」は通用しないだろう。さらに宮迫にはスペシャルサポーターを務める『24時間テレビ』(日本テレビ系)の放送が控えている。不倫報道によるイメージダウンは否めず、最悪のタイミングでの“文春砲”となった。

 今回、宮迫は文春記者の直撃に対し「オフホワイト」とコメントしている。多少の色味がついた白という意味であり、暗に不倫を認めたとも取れる。完全否定を避けることで続報の衝撃度を和らげる機転のきいた答えとも言えるが、ほかの芸人は不倫報道をどう切り抜けてきたのか。ここ数年の吉本芸人たちの例を見てみたい。

 「千鳥の大悟は2016年12月に金髪美女との不倫疑惑を『FRIDAY』に報じられています。さらに2017年4月にも同じく金髪のダンサーとの密会を『女性自身』に撮られました。これを受け大悟は、嫁から『死ぬ気で笑いに変えて来い』と言われたようで、記者会見の場でいじられると『好きなのはダンサーではなく金髪』『次は黒髪にいきたい』と笑いに変えました。少しスベリ気味な感じもありますが、うまく返したと言えるでしょう」(週刊誌記者)

 不祥事があったとしても笑いに変えられるのは芸人の強みである。だが、得意のフレーズがアダとなることもある。

 「『安心してください、穿いてますよ』でブレイクした、とにかく明るい安村は2016年3月に美女とのお泊りデートを『週刊文春』に報じられました。その際、記者から『安心できませんよね?』とツッコまれてしまいました。同じく『あたりまえ体操』でブレイクしたCOWCOWの善しも2017年1月に文春の直撃を受けた際『(不倫は)あたりまえじゃないですよね?』とひたすら訊ねられたそうです。一発ギャグや、決めゼリフがある場合、そこをネガティブに使われてしまうのはイタいですよね」(前出・同)

 宮迫は多くのレギュラー番組でMCをこなし、現在のテレビ業界で重用される存在である。鬼嫁をネタにしながらも、胃がんを克服し、子煩悩としても知られ良き家庭人として好感度は高い。今後の出方次第ではこうしたイメージが崩れ、芸人人生が大きく左右されることになりそうだ。

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