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書評「あるトランスセクシャルの生い立ち」早蕨蛍著、文芸社

 男に生まれたなら思春期に一度はやったであろうスカートを履く行為。著者はそこに女装しながらオナニーするという快楽を知ってしまった。

 「女の子」への変身願望を追い求めるあまり、独自のエロ路線を開拓した変態オナニストの“カミングアウト伝”だ!
 学生時代からブラジャーとパンティーを誰知らず服の下に着込んで授業を受けた経験の持ち主。そんな著者の日課は、もちろん危険と隣り合わせ。

 ある時は田舎の公園で出くわした中学生の集団に「オカマがいるぜ〜」と追いかけ回される。セーラー服姿でパンチラしながら全力疾走して事なきを得るも、著者は男どもに集団で襲われる女子高生というシチュエーションを妄想しながら、道端でひとり股間(こかん)をこする人となる。変態の痴態に心がちょっぴり和む一冊。(税別1200円)

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