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シャブ中ではなく興奮剤にはまっていたチャゲアス・ASKA

 今年8月発売の「週刊文春」(文芸春秋)で深刻な覚せい剤中毒に陥り、覚せい剤を使用する映像を元に暴力団関係者から脅迫されていたことが報じられた人気デュオ「CHAGE and ASKA(以下チャゲアス)」のASKAのインタビューが発売中の同誌に掲載され、報道について一部を認めた。

 都内の自宅で3時間にわたって同誌のインタビューに答えたというASKAは「僕は一度もやったことはありません」と覚醒剤の使用は否定。しかし、馬の興奮剤として知られている「安息香酸ナトリウムカフェイン(通称・アンナカ)」を使用していたことを告白。

 2000年頃から、眠気やダルさを解消するために病院で処方してもらい服用していたが、「1か月に1回病院に行くのが面倒だった」として、昨年1月に知り合った暴力団関係者から融通してもらったそうで、暴力団関係者からの脅迫は否定したが、同関係者との関わりと薬物吸引中のビデオの存在は認め、アンナカをもらってパイプで吸ったところを隠し撮りされ、その映像を“ネタ”に金を貸すように迫られたと説明している。

 ただし、アンナカは劇薬指定医療品であるため、譲り受けた側に罰則規定はないものの限りなく違法に近い行為とあって、「薬事法違反については認めます」と話している。

 チャゲアスの所属事務所はこの記事について公式サイトに、「ASKAのインタビュー記事について、弊社は一切関知しておりません。現在、事実関係を確認中ですが、ファンの皆さま、また関係者の皆さまには多大なるご心配とご迷惑をおかけしますこと、深くお詫び申し上げます」とメッセージを掲載した。

 「今まではASKA本人が直接反論したくてもできない事情があったようだが、それがすべてクリアになったので、独占取材に応じたようだ」(芸能記者)

 同誌によると、ASKAは現在1日1曲ペースで作曲をこなし、大物ミュージシャンとのデュエットソングであるデモテープを記者に聞かせたという。

 ASKAは7月に「一過性脳虚血症」と診断され、8月に予定されていたチャゲアスのライブを延期していたが、どうやら、結成35周年のメモリアルイヤーを迎えた今年中にファンの前に元気な姿を見せることができそうだ。

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