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リンジー・ローハン、お勤めご苦労さま

 リンジー・ローハンが釈放された。
 リンジーは、2日午前1時35分頃、カリフォルニア州リンウッドにあるセンチュリー地方拘置施設から釈放されたことをロサンゼルス郡保安官事務所のスポークスパーソンが発表した。裁判所から90日間の収監を言い渡されていたリンジーだが、刑務所側の諸事情により14日間に短縮されていた。
 リンジーは保釈後、裁判所の命令により90日間のリハビリを開始するためにUCLA医療センターへ刑務所から直接搬送された。リンジーは当初、カリフォルニア州、ニューポート・ビーチにあるモーニングサイド・リハビリセンターへ収容される予定だったが、治療内容に関する情報が流出することを危惧した判事マーシャ・レヴェルにより治療施設をUCLAへと変更された。
 リンジーがリハビリ施設滞在中は家族から隔離されることを、偏屈なリンジーの父、マイケル・ローハンは、馬鹿げた配慮だと憤慨した。リーダーオンライン・ドットコムに対しマイケルは、「バカバカしさにも程がある。家族との障壁を修復することは、リンジーの治療の一部でもあるのにな」とコメントした。
 またリンジーの少しはまともな母、ジーナは、「この2週間の間、ガラス越しから話しかけていた娘と遂にハグすることが出来ました。リンジーは元気です。それから何百万もの支持者にも感謝しています」と語った。

 さて2週間のお勤めを無事終えたリンジー、次の仕事では、70年代のポルノ女優を演じる。マシュー・ワイルダーが監督する『インフェルノ』では、伝説のポルノ女優、リンダ・ラブレースを演じるリンジー。物語は1972年に社会現象にまでなったハードコア・ポルノ映画『ディープ・スロート』に出演して有名になったリンダが、その後ポルノ映画産業に対して非難する立場をとるようになるまでを描く。実在したリンダ・ラブレースは、2002年交通事故で重体となり、その後亡くなった。公開は2011年に予定。

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