サークルKサンクスのスペシャルサポーターである私立恵比寿中学が、コミカルに商品の魅力を伝える人気のTV-CMシリーズが好評だが、7月23日より放送される同シリーズのテーマは『おにぎり』になっている。

　2013年7月にスペシャルサポーターに就任して以降今回で6作目となる今作。これまでに宇宙人や舞妓さんやサラリーマンなどのコスプレに挑戦したり、雪だるまの着ぐるみに身を包むなど、体当たりで商品の魅力を伝えてきた私立恵比寿中学。今回は、シリーズ史上最もシュール且つコミカルな仕上がりになっている。楽屋でおにぎり片手に談笑するメンバーたちの微笑ましい一コマから衝撃のラストカットまで、目が離せない作品となっている。

　気になるCMの詳しい内容だが、収録前、楽屋で談笑している私立恵比寿中学のメンバーに突然、メンバーの真山りかが安本彩花に「おにぎり100円って10回言ってみ？」と、老若男女問わず大ブームとなった10回クイズを出題。戸惑いつつも安本は、「おにぎり100円、おにぎり100円…」とカウントをスタート。他のメンバーは、その見慣れないやり取りに興味津々の様子。カウントが10回に近づいていくと、安本の言葉にはどんどん勢いが増していく。そして、10回言い終わった安本に真山は「じゃあ、ここは？」と自身の肘を指さす。しかし、そこには『ピザ』と書かれており、そのまま読まないように警戒した安本は「ひ、ひ、膝！」と解答。まんまと真山の策略に引っかかってしまう。このままCMが終了するのかと思った次の瞬間、巨大おにぎりを頭に装着したメンバーが登場。そのままドヤ顔でそれぞれ違った決めポーズを行う。ポーズの意味、なぜドヤ顔なのかは謎だが、その画のシュールさに思わずクスっとしてしまう作品に仕上がっている。

　撮影は朝早くからであったが、最初のカットから元気いっぱいであった恵比寿中学のメンバー。談笑しているカットでは、今回のCMのテーマ『おにぎり』に合わせ、「おにぎりの具」についてガチの討論がスタート。様々な具のアイデアの中で「アイスおにぎり」や「(星名)美怜ちゃん家の焼きおにぎり」など、変わり種も飛び出した。

　撮影では、各メンバーおにぎりの被りものの影響(?!)を感じさせない機敏な動きで次々にポーズを決める。撮影の合間には、曲に合わせた振り付けも行い、すっかりおにぎりと一体化した様子のメンバーであった。